句集「ホームスウィートホーム」の中の一句。
霊魂と肉体の関係、ズレとか葛藤を詠んだ句と読めます。
地球が出来て6億年後に生命が誕生。
それから40億年の時が流れています。
この「たましい」を生命と読めば、誕生した魂は、
ある時はアメーバ、ある時は恐竜に・・・と
様々な意匠を着てきたことになります。
そして今は人間という衣を着ています。
それを寒さかな、という作者。
生命の未来に危機感を持っているかも。
山田露結さんの句集については、荻原先生も、
朝日新聞で、すでに紹介されています。
花大根石は仏をつとめたる
石仏そのものを凝視し、仏だと言いながら、
素材が石であることに気づいて、
掴んだ物の感触を描いたのに加え、
素朴にひっそりと咲く大根の花をとりあわせたことで、
春の情趣をより一層深めている、と評価されています。
遅足
霊魂と肉体の関係、ズレとか葛藤を詠んだ句と読めます。
地球が出来て6億年後に生命が誕生。
それから40億年の時が流れています。
この「たましい」を生命と読めば、誕生した魂は、
ある時はアメーバ、ある時は恐竜に・・・と
様々な意匠を着てきたことになります。
そして今は人間という衣を着ています。
それを寒さかな、という作者。
生命の未来に危機感を持っているかも。
山田露結さんの句集については、荻原先生も、
朝日新聞で、すでに紹介されています。
花大根石は仏をつとめたる
石仏そのものを凝視し、仏だと言いながら、
素材が石であることに気づいて、
掴んだ物の感触を描いたのに加え、
素朴にひっそりと咲く大根の花をとりあわせたことで、
春の情趣をより一層深めている、と評価されています。
遅足