575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

春の雪句会   麗

2013年02月21日 | Weblog
昨日は実際には雪は降りませんでしたが、東鮨にはどこかはかなげで不安定、緊張感を含む春の雪が降り続きました。

記憶の中の人を思い出し、単身赴任の知らせもあり。去りがたい駅のホームの高校生の方に降る雪。春はまあだだよ。東北のがれきに降る雪。5億年くらい前のカンブリア紀に降る静かな春の雪(決してビブリア古書堂ではありません!)思い出いっぱいの御園座にも、合格発表の日にも、親を待つ子のバス停にも、試験の朝にも春の雪が降りました。はしゃぐのは子供たち、ふるえるのは相合い傘。インベーダーゲームのように深夜に侵略するかのごとく降るのが春の雪でした。

立雄さんの  

           肩越しに探す合否や春の雪

がトップ賞です。

実感。共感。なぜかこの人は合格したとの確信が生まれ安堵しました。

ところで昨日は初めて席題もあり。お題は「春浅し」と決まり
ハラハラドキドキのあっという間の5分間。

瞬発力が鍛えられそうで来月も句会筋トレは続きます。

宗次ホールの方も見学に来られいつもと違った春の句会。刺激的な一時でした。来月は春分の日開催です。麗
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