575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

句会が近づいてきました。    遅足

2013年10月09日 | Weblog
今回の題詠は「古酒」です。
辞書によると、その年の蔵出しの酒で保存のために火を入れたもの。
一方、火を入れないものが「新酒」、とあります。

歳時記を読むと、新酒が出回って、まだ残っている去年の酒を指すそうです。

現在は、酒は寒造りですが、昔は収穫後の米をすぐ醸造。
新酒も古酒も秋の季語となっています。

季語が時代にそぐわなくなった一例でもあります。

また、長い期間熟成させた酒も古酒と言います。
今回の句会では、この長い間熟成させた酒という広い意味もOKです。

古酒というイメージを生かした句をつくってみましょう。

 古酒新酒水のごとくに酌む人よ

私は酒は飲めませんので・・・      
コメント
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