575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

台風直後の古酒句会   麗

2013年10月17日 | Weblog
台風26号の影響で風が強く豊橋の安藤さんはお休み。
ちょっと少ない5人での「古酒句会」となりました。
お酒を飲みながらではないのが残念。


秋に新酒が出たとたんこれまでのお酒は古酒になるとのこと。お酒を飲まない人も多く、なかなか難しいお題でした。では、お休みの方が多かったので恒例の一言講評を書きますね。

1,古酒を送ってくれた方とのおつきあいの様子まで浮かびます。なんという名前の古酒だったのでしょう?
2,昔の恋を思い出しているのでは?という大人の読みもでました。「ちろちろ」から話は「ちろり」というお酒を温める金属製の容器まで話が発展しました。
3,古酒の人とはなんとノーベル物理学賞の益川さんのことでした。お話する機会がありました。
4,「銀河の雫」というお酒が本当にあるような素敵な表現。
5,トップ賞です。お酒好きな方が作ったのでは?古酒の瓶を女性と呼んだ人も。
6,故人として読んでもいいすが「古人と古酒」で古つながり?
7,俳句の三巨匠が出てきて古酒が本当に似合います。
8,男性の作った句かと思いきや晴代さんの句。加賀に行く覚悟を決めた方を見送ったようです。
9,川柳っぽくておかしみのある句。「古女房」に頭が上がりません。
10,7番は「行く末」。こちらは「来し方」。人生のいいことも悪いことも古酒に深みを与えます。たまにはお酒で憂さを溶かして。。。
11,「ポツリ立つ」のは酒屋さんか?古酒の瓶か?はたまたその人か?
12,フクシマをよそ見でみるしかないいらだち。論議沸騰。
13,「対酌の杯」を「花魁の杯」とすれば色っぽいとの声。「宴」も「縁」にすると「花魁の杯を重ねる古酒の縁」と亜子さんが添削されました。

来月は「ぎんなん」です。茶碗蒸しに土瓶蒸し。入っているとなぜか嬉しいぎんなんです。
ちなみに私は句会場の東ずしで靴を履き間違えられ、他人の靴で帰るという初めての体験。なぜか色とサイズが同じでした。古酒に酔った人のせいか。。。
コメント (1)
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