冬枯れの野に身悶えて風の行く 郁子
冬枯れの野を風が身をよじって吹いていきます。
草や木も身悶えているようです。
ひさかたの天知らしぬれ展転(こいまろび)ひづち泣けどもせむすべも無し
万葉集の一首です。
ぶつける相手のいないやるせない悲しみに、身もだえるように転げ回る。
生き辛い世の中。リストラ、失業、イジメ・・・格差。
この生きにくさは、どこから来るのか?
見えないだけに身もだえる他ないのかも知れません。
この句からは、こんな世の中を吹く風が感じられます。
作者は、同じ風が自分のなかを吹いていると感じているんでしょうか。
そういえば、昨今の世の中、どこかオカシイ。
北朝鮮では粛清の嵐、なにやらキナ臭い気配。
お隣の国との間はギクシャク・・・
積極的平和主義というヘンな日本語が流通している。
ひょっとすると、一番身悶えているのは平和憲法かも。
とくに9条は、ずっと前から瀕死の手傷を負っていましたが・・・
冬枯れの野を風が身をよじって吹いていきます。
草や木も身悶えているようです。
ひさかたの天知らしぬれ展転(こいまろび)ひづち泣けどもせむすべも無し
万葉集の一首です。
ぶつける相手のいないやるせない悲しみに、身もだえるように転げ回る。
生き辛い世の中。リストラ、失業、イジメ・・・格差。
この生きにくさは、どこから来るのか?
見えないだけに身もだえる他ないのかも知れません。
この句からは、こんな世の中を吹く風が感じられます。
作者は、同じ風が自分のなかを吹いていると感じているんでしょうか。
そういえば、昨今の世の中、どこかオカシイ。
北朝鮮では粛清の嵐、なにやらキナ臭い気配。
お隣の国との間はギクシャク・・・
積極的平和主義というヘンな日本語が流通している。
ひょっとすると、一番身悶えているのは平和憲法かも。
とくに9条は、ずっと前から瀕死の手傷を負っていましたが・・・