一年で一番寒いこの時期。毎年新のりが両親から送られてきます。宅配便をあけたとたん広がる新のりの香り。幸せな瞬間です。俳人、久保田万太郎もこんな句を作っています。
新海苔の艶はなやげる封を切る
この俳句のように新のりはつややかで香り高くおにぎりにまいたりお餅に巻いたりと毎朝おいしく頂いています。
新のりは冬から、春にかけて採れる海苔のこと。俳句の世界でのりは春の季語ですが新のりは冬の季語で、その年の冬にとれた新しいほしのりのことをいいます。採れてすぐ干した海苔は、やわらかく際立って香りがよいそうです。
ちょっと調べてみますと色が濃い緑色でツヤがあるものが良い海苔だそうです。購入する時は見た目でしか判断できませんが、色以外では香りと味です。開封したとき香ばしい香りがして、口に入れたとき口の中いっぱいに海苔特有の香りとうまみが広がり、歯ざわりが柔らかであることがよい海苔の条件です。
日本の産地は大きく分けて3地区にわかれます。有明海を主とした九州地区、瀬戸内海を中心とした瀬戸内地区、そしてと三重、愛知より北の東日本地区です。私がもらったのは三河湾のものでした。
紙のように薄い海苔の中ですが実は驚くほどたくさんの栄養素が含まれています。主要な栄養素は炭水化物とタンパク質です。またミネラルも豊富です。ミネラルは私たちの体にとって重要な栄養素ですが、海苔には陸上の野菜と比較して健康に必須のカルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、マンガンなどがバランスよく入っています。
また、ビタミンも大変豊富で、A、B1、B2、B6、B12、C、E、などが多く含まれています。陸上の野菜と比べてもその量は群を抜いているそうです。さらに、EPAやタウリンも豊富です。EPAは血液をきれいにし、タウリンは血中のコレステロールを下げる働きをしてくれます。
海苔の1枚は重さにして約3g。その中にはこんなにも色々な栄養素が含まれているのですから、いかに海苔が優れた食品であるかがよくわかります。この時期にしかとれない貴重な新のり。その豊かな香りとともにありがたくいただいています。
新海苔の艶はなやげる封を切る
この俳句のように新のりはつややかで香り高くおにぎりにまいたりお餅に巻いたりと毎朝おいしく頂いています。
新のりは冬から、春にかけて採れる海苔のこと。俳句の世界でのりは春の季語ですが新のりは冬の季語で、その年の冬にとれた新しいほしのりのことをいいます。採れてすぐ干した海苔は、やわらかく際立って香りがよいそうです。
ちょっと調べてみますと色が濃い緑色でツヤがあるものが良い海苔だそうです。購入する時は見た目でしか判断できませんが、色以外では香りと味です。開封したとき香ばしい香りがして、口に入れたとき口の中いっぱいに海苔特有の香りとうまみが広がり、歯ざわりが柔らかであることがよい海苔の条件です。
日本の産地は大きく分けて3地区にわかれます。有明海を主とした九州地区、瀬戸内海を中心とした瀬戸内地区、そしてと三重、愛知より北の東日本地区です。私がもらったのは三河湾のものでした。
紙のように薄い海苔の中ですが実は驚くほどたくさんの栄養素が含まれています。主要な栄養素は炭水化物とタンパク質です。またミネラルも豊富です。ミネラルは私たちの体にとって重要な栄養素ですが、海苔には陸上の野菜と比較して健康に必須のカルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、マンガンなどがバランスよく入っています。
また、ビタミンも大変豊富で、A、B1、B2、B6、B12、C、E、などが多く含まれています。陸上の野菜と比べてもその量は群を抜いているそうです。さらに、EPAやタウリンも豊富です。EPAは血液をきれいにし、タウリンは血中のコレステロールを下げる働きをしてくれます。
海苔の1枚は重さにして約3g。その中にはこんなにも色々な栄養素が含まれているのですから、いかに海苔が優れた食品であるかがよくわかります。この時期にしかとれない貴重な新のり。その豊かな香りとともにありがたくいただいています。