575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

晩春や暮れの吐息がこぼれゆく  麗子

2018年05月12日 | Weblog

この吐息は、ため息でなく充実感のこもった吐息だったのでしょう。と、えみさん。
充実した一日を過ごした晩春の暮れ。そんな感じでしょうか。

春の終り。しかも夕方。吐息が自然にこぼれそうです。
プレバト風に批評すれば、「暮れ」と「こぼれゆく」は必要条件ではないでしょうね。

自分の句ですと甘くなるので、他の人の吐息に。こぼれゆく、は止めてみます。
お母さんの介護に帰っているとお聞きして・・・。

  晩春や眠れる母に吐息あり

                       遅足

コメント
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