拙句の「たまゆら」とは少しの間という意。ところで、6月といえば梅雨の季節。本来は雨が続き水に満ちる筈。しかし、陰暦では「水無月」<みなづき>。これは「な」の音に「無」が当てられたといわれています。日本人は当て字が好きなのでしょう。10月の「神無月」<かんなづき>も同じ理由。西洋暦の6月はローマの女神「ユーノ」が語源。女神ユーノはプライドが高く嫉妬深い女神としてされています。欧米で6月に結婚式が多いのは梅雨のない気候のせいと思っていました。しかし、違う意味がある気もしてきます。とまれ、季節の移り変わりを表す陰暦の方がどこか詩的。やはり、俳句には陰暦の方が似合うようです。
カレンダー
最新記事
最新コメント
- 千香子/床の間の固き蕾や冴返る 麗子
- 郁子/床の間の固き蕾や冴返る 麗子
- 麗子/床の間の固き蕾や冴返る 麗子
- 佐保子/床の間の固き蕾や冴返る 麗子
- 麗子/床の間の固き蕾や冴返る 麗子
- 郁子/揖斐長良木曽の川面に風光る 亜子
- 郁子/風光る墓守の花欲しくなり 容子
- 麗子/風光る墓守の花欲しくなり 容子
- 佐保子/梅園の蕾のかたし風光る 佐保子
- 麗子/梅園の蕾のかたし風光る 佐保子
バックナンバー
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo
goo blog おすすめ
カテゴリー
- Weblog(7710)