面白い俳句ですね。
麗子さん:骸骨模型を俳句に詠まれた斬新さに一票です。理科室の骸骨模型、そういえばちょっと内股だったような。
冬星座との取り合わせは少し無理があるような気がしましたが、これも星座表が理科室に貼られていたのでしょう。
私も同じように感じていただきました。
吊り下げられた骸骨の足が内股になっているという観察眼が良いですね。
怖いというより、人間味のある(元々人間でしたわ・笑)親しみやすさを感じました。
そんな中、このような解釈も。
能登さん:「老い」を突き放した視点で詠んだ佳句
えっ!ひょっとして自分自身を自虐的に詠んだ・・?
人間全般一皮むけばという冷めた視点なのでしょうか。ちょっと気になり聞いてみました。
そこで掲載の写真です。大学生のお孫さんが実習で作った骸骨の模型です。素晴らしい!
この写真から発想を飛ばした句だったのですね。
作者曰く。最初は 骸骨を作る実習冬銀河 としたのですが、これ恐ろしい。→ 魚の干物じゃあるまいし、
生身から作るみたいな感じで、我ながらびっくり。
思案の末、模型が完成したら内股になってしまったということにしぼり、
人間の不思議さと、いずれは天に帰る人間の結びつきとして空の星を思いつき、季語として冬を入れたとのことでした。
骸骨のような星座があっても面白いかなーなど・・ 作者の想像は膨らんだようです。
お孫さんの送ってくださる写真から、また俳句を作って投句してください。郁子