- 春場所のいちご横綱「でかほっぺ」 (等)竹葉 結宇 千香子 麗子 郁子 佐保子 能登 亜子
- 名付けられ産地をせおう春苺 (晴代)等 須美 千香子 麗子 泉
- はやばやと春の苺の幸食めり (亜子)須美
- 朝市に あでやか添えし 春苺 (紅)殿
- 新学期蔕(ヘタ)青白く春イチゴ (結宇)
- 糸籤の 手繰る苺は 春の飴 (殿)郁子 紅
- はれの日のときめき吸うや春苺 (竹葉)須美 佐保子 泉 紅
- 春苺めでたき朝の食卓に (麗子)晴代
- さよならと言う時来たり春苺 (能登)殿 千香子 遅足 泉 亜子 紅
- いちご載るプランタニエをえらびたり(佐保子)郁子
- 春苺あとの一粒ママのもの (郁子)竹葉 等 晴代 能登
- 春苺ろうそくをふつと紀寿の母 (千香子)結宇 麗子
- 春苺お供え香る奥座敷 (須美)竹葉 亜子
- 青春の甘さ酸っぱさ春苺 (泉)等 晴代 遅足 佐保子
- 卒園や苺コサージュはずむ胸 (健太)殿 結宇 遅足 能登
自由題
- はこべらの小さき花やウクライナ (佐保子)麗子 郁子 能登
- 寝もやらず 燃ゆるキエフの 春願ふ (紅)殿 千香子 亜子
- 菜の花や黄色い声を塗り込めて (竹葉)結宇 遅足 泉
- 空襲を逃れし記憶雛飾る (亜子)竹葉 等 佐保子 能登
- 春陽射る郵便受けに友訃報 (結宇)
- 春が来ぬ点滴落ちる速さにて (等)須美 結宇 晴代 遅足
- 春雪や 踏切の音 海に沿う (殿)等 能登 紅
- ぼんやりと花粉と黄砂伊吹山 (泉)等
- 啓蟄や花丸つけし退院日 (麗子)竹葉 須美 結宇 千香子 晴代 郁子 泉 亜子
- マスクなしいけないハグの春の夢 (能登)須美
- サラダ盛りひかり散らばる春の卓 (郁子)亜子
- クレーンのくの字一の字春の空 (晴代)殿 竹葉 千香子 麗子 郁子 遅足 佐保子
- 着地なき青春切符春疾風 (千香子)麗子 佐保子 泉 紅
- 桜湯の塩気の中に思う明日 (須美)殿 晴代 紅
皆さまの予想はいかがでしたか
春場所優勝 兼題は「でかほっぺ」の等さん
自由題は 麗子さんでした。
カレンダーに花丸がたくさんつく平和な毎日が続きますよう祈ります。