575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

石垣のひかりの中の花いちご  遅足

2022年03月22日 | Weblog

句会には間に合いませんでしたが、遅足さんから苺の句が届きました。ありがとうございました。

タイトルの句以外にも

    石垣のひかり差し込む花いちご 

という句も送られて来ました。どちらも「石垣のひかり」がポイントです。

遅足さんから一言。

「作者としては月光のつもりですが、つうじたでしょうか?

静岡の石垣いちごのつもりですが・・・」

 

月光とは思いませんでした。春の明るい光の中の花苺だと思っていました。でも、夜の苺って少しミステリアスな感じもしますね。ちょうど一年前の「お水取り」の句会で、遅足さんは

     ひとひらのひかりにはじまるお水とり

という句を作っておられます。三月はまさにひかりの季節なのですね。麗子

コメント (3)
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