575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

白玉やいびつな丸の訳を問う 須美

2022年08月05日 | Weblog

昨日のブログは 蜜豆の句 でしたが、アイスクリームと餡と白玉を足して白玉クリームあんみつ。

勝手ですが、私はこれが甘味の王様だと思っています。もちもちの白玉はできたてが最高です。

いびつな丸とはどういうことでしょう。「訳を問う」という下五が思わせぶりで「問ふ」としてもいいですね。

能登さん: この後の会話まで思ってしまう。

千香子さん: 玉というから丸いと思っていたら、世の中には言葉と実態が違うものがあるようです。 しっかりと見極めないと。

泉さん: いかにも手作りの感じがする。

遅足さんもとられています。

須美さんからは

【白玉を作る時 綺麗なまん丸になる事もあれば歪になることもあります。どうしてでしょうか?心の乱れ?】と添えられていました。

        

 

        グラス揺れ氷からりや梅ジュース  竹葉

 

須美さん:  氷からりやが好き。梅ジュースの冷たさが伝わる。

泉さん: 涼しさが音とともに伝わってくる。

私もまったく同じ理由でいただきました。「グラス揺れ」がすこし説明になってしまったかもしれませんね。

 

【今年の梅ジュースに氷入れて夫に手渡す時の音が何とも涼やかですきで、それを句にしました】と竹葉さん。

とれた梅で毎年ジュースを作り、ご夫婦仲良く夏バテ予防をしていらっしゃることが伝わりました。

酷暑に水害、コロナ、不穏な世界情勢・・連日驚愕のニュースが飛び込んできますが

日々の暮らしは、地に足つけて やるべきことをやれるようにやるということでしょうか。

今日も一日、無事に過ごしたいものです。 郁子

 

コメント (1)
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