575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

わが影のよろめく段差街猛暑  亜子

2022年08月19日 | Weblog

最高気温が35度超えといっても最近では驚かなくなりました。

転倒を一番恐れる私の高齢の母は、外出の際は自分の足元だけを見て歩いているそうです。(それはそれでふらふらと危ない)

コロナ禍に加えての酷暑。この夏は誰もが厳しく感じています。

皆さんからのコメントです。

 

 等さん: この猛暑でこのような情況はありえますね。私も最近は階段の上り下りには “手すり“を使うようになりました。

須美さん: わが影としたところが好き。

晴代さん: 私を見ていたような 体力減少実感です。

 

すこし余裕を感じるこの句

 匂いたつ二の腕のしろ藍ゆかた  能登

 

タイトルの句とこの句に、遅足さんと佐保子さんも一票です。

しろ をひらがな表記したことでなまめかしさが増すようにも。。

コメントです。

 等さん: 情景は良く描かれています。でもこの暑さでこんな姿をした人は見られるかな?

千香子さん: 匂いたつがとても印象に残ることばでした、しろと藍のコントラストも目に浮かびます。

亜子さん: 若くて色白のはっとするほどの二の腕の白さ。藍は白をより引き立てる色っぽい句。女性だけとは限らない。男性の色の白さかも。。。

 

さすが亜子さん   私の母のように下ばかり見て歩いていません。

男性目線と決めつけて少し躊躇してしまった私の小ささに気づかされました。  郁子

 

コメント (1)
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