575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

8月「秋めく」結果発表!

2022年08月24日 | Weblog

2022.8月「秋めく」

  1. 暮れかかる林の葉擦れ秋めきぬ (千香子)晴代 能登 亜子
  2. 遠浅のま白き波頭秋めきぬ (亜子)竹葉 麗子 遅足 千香子 泉
  3. 秋めくや注ぐ紅茶の茶葉揺れて (郁子)結宇 遅足
  4. 秋めいてふと手に触る(さわる)皮ジャンパー (結宇)
  5. 秋めくやセールを終えてウインドウ (須美)
  6. 半歩先マヌカン達の秋めいて (晴代)竹葉 麗子 能登 郁子 泉 須美
  7. 秋めける雲は縦から横に伸び (等)麗子 結宇 晴代 郁子 千香子 須美 亜子
  8. 秋めくや空一面の秋の貌  (遅足)佐保子 泉
  9. 秋めくや草むらからの夜の声 (泉)佐保子 千香子 亜子
  10. 秋めきてただただ眠る夫の顔 (竹葉)遅足 佐保子 郁子 須美
  11. 秋めくや日記の文字を丁寧に (麗子)竹葉 晴代
  12. 秋めきてトボトボ向かうガン精検 (能登)結宇
  13. 秋めくやオムツをつけた迷ひ犬  (佐保子)能登

 

 

自由題

  1. 八月や白木の箱に石ひとつ  (亜子)竹葉 結宇 能登 千香子
  2. 蝉奏づ哀しみの通奏低音 (郁子)竹葉 麗子 亜子
  3. 卒塔婆の風雨に朽ちて蝉の殻 (能登)佐保子 郁子 千香子 須美
  4. 百日草手首捻った日に咲けり (晴代)
  5. 午睡して何変わらずと胃のもたれ (結宇)
  6. 秋扇カバンの底に潜りおり (須美)能登 泉 亜子
  7. 夏休み若い女医さんハワイかな? (等)郁子
  8. 病む君のわがまま残暑ながながし (竹葉)麗子 結宇 晴代 佐保子 能登 千香子 須美 亜子
  9. 新涼や朝刊めくる音静か (麗子)竹葉 結宇 晴代 遅足 泉
  10. メモ見つつ投票すみし母へ古茶 (千香子)遅足 佐保子 須美
  11. 母の知らぬ高齢を生く秋の風  (佐保子)麗子 晴代 遅足 泉
  12. 夏草や人や電車もレールのみ (泉)郁子

     

  皆さんの予想はいかがでしたか?

兼題は  等さん

自由題は  竹葉さん  

 という結果になりました。おめでとうございます

 

 

 

 

コメント
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