コロナ禍や異常気象の連続で季節のセンサーも狂いがち。
それでも街に出てみると確実に秋の気配を感じることができます。先陣を切るのはやはりファッション業界でしょうか。
マヌカンはマネキンのフランス語読み、ちょっと高級な印象をうけますね。
皆さんからいただいたコメントです。
竹葉さん: 秋の装いをしてるマネキンを見て、すぐそこに秋が来ているという景色と秋めく感じがする素晴らしい句だと思いました。
麗子さん:マネキンと言わずあえてマヌカンとしたところがこの句の評価が分かれるポイントのような気がします。確かにショーウインドウーは半歩先を言っています。
泉さん: ショーウィンドウはすっかり秋めいている。
須美さん: 半歩先が効いていると思う。
確かに半歩という言い方がうまいと思います。男性の能登さんもとられています。
秋めくやセールを終えてウインドウ 須美
こちらも同じ景を詠んでいますがショーウインドウより印象がくっきりとした「マヌカン」にもっていかれた感じです。
ちなみに、バブル期に聞いた「ハウスマヌカン」というのは和製英語で、もはや使われない言葉だそうですね。
その店で販売する商品を着用して接客するブティックの店員を今は アパレル店員 ショップ店員 ショップスタッフと呼ぶのだそうです。
季節先取りの前向きな姿勢がこの時期とても好感もてます。業界の方も人形も含めてのマヌカン達です。 郁子