題詠「佐保姫」
- 佐保姫の由来解説新学期 (佐保子) 遅足
- 陽うらうら佐保姫様やみーつけた (竹葉) 遅足 能登 須美
- 佐保姫の行きつ戻りつ野を渡る (須美) 遅足 能登 晴代 麗子 郁子 亜子 泉
- 佐保姫の転調の指示軒しずく (能登) 結宇 亜子
- 午前三時闇に名を呼ぶ佐保姫よ (遅足) 佐保子 麗子
- 雨つれて佐保姫お成り音もなく (亜子) 晴代 麗子 須美
- 佐保姫の目覚め翠微の山野かな (晴代) 佐保子 千香子
- 佐保姫やこの世に淡き紅を差し (麗子) 竹葉 能登 晴代 結宇 郁子 亜子 須美 泉
- 佐保姫の領布(ヒレ)振る風の温みかな (結宇) 竹葉 千香子 泉
- 佐保姫のかすみ前線富士すそ野 (千香子)
- 佐保姫や山の若芽に薄衣 (泉) 千香子 郁子
- ほのほのと佐保姫の笑みほころびぬ (郁子) 竹葉 佐保子 結宇
自由題
- 臨月や魚氷に上り心浮く (須美) 佐保子 千香子 郁子
- 立春や招待状の届く午後 (麗子) 晴代 須美
- 春立つや夫八十の誕生日 (佐保子) 竹葉 遅足 麗子
- 米を研ぐ水の尖りて春寒し (亜子) 能登 晴代 結宇 麗子 須美 泉
- ぽつぽつと枝動きだす春隣 (晴代) 竹葉 結宇 麗子 郁子 亜子 須美 泉
- 足場解く金づちの音春めいて (郁子) 佐保子 千香子 亜子
- 糸切れば何処を住処のいかのぼり(結宇) 晴代
- 風花や郵便受けは空のまま (千香子) 遅足 能登 結宇 郁子 泉
- 母縫ひし着物は眠るはや二月(竹葉) 能登
- 公園のつららの羽翼舞いあがれ (泉)
- ひたひたと軍備増強わすれ雪 (能登) 竹葉 遅足 佐保子 千香子 亜子
題詠のトップ賞は 麗子さん。 自由題は 晴代さんでした。
おめでとうございます
春の訪れとともに、いろいろと規制も緩和されそうです。
575の会も淡く紅を差して動き出しましょう