575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

2月「佐保姫」結果発表!

2023年02月15日 | Weblog

題詠「佐保姫」

  1. 佐保姫の由来解説新学期   (佐保子) 遅足
  2. 陽うらうら佐保姫様やみーつけた (竹葉) 遅足 能登 須美
  3. 佐保姫の行きつ戻りつ野を渡る (須美) 遅足 能登 晴代 麗子 郁子 亜子 泉
  4. 佐保姫の転調の指示軒しずく (能登) 結宇 亜子
  5. 午前三時闇に名を呼ぶ佐保姫よ  (遅足) 佐保子 麗子
  6. 雨つれて佐保姫お成り音もなく (亜子) 晴代 麗子 須美
  7. 佐保姫の目覚め翠微の山野かな (晴代)  佐保子 千香子
  8. 佐保姫やこの世に淡き紅を差し (麗子) 竹葉 能登 晴代 結宇 郁子 亜子 須美 泉
  9. 佐保姫の領布(ヒレ)振る風の温みかな (結宇) 竹葉 千香子 泉
  10. 佐保姫のかすみ前線富士すそ野 (千香子)
  11. 佐保姫や山の若芽に薄衣 (泉) 千香子 郁子
  12. ほのほのと佐保姫の笑みほころびぬ (郁子) 竹葉 佐保子 結宇

 

自由題

  1. 臨月や魚氷に上り心浮く (須美) 佐保子 千香子 郁子
  2. 立春や招待状の届く午後 (麗子) 晴代 須美
  3. 春立つや夫八十の誕生日  (佐保子) 竹葉 遅足 麗子
  4. 米を研ぐ水の尖りて春寒し (亜子) 能登 晴代 結宇 麗子 須美 泉
  5. ぽつぽつと枝動きだす春隣 (晴代) 竹葉 結宇 麗子 郁子 亜子 須美 泉
  6. 足場解く金づちの音春めいて (郁子) 佐保子 千香子 亜子
  7. 糸切れば何処を住処のいかのぼり(結宇) 晴代
  8. 風花や郵便受けは空のまま (千香子) 遅足 能登 結宇 郁子 泉
  9. 母縫ひし着物は眠るはや二月(竹葉) 能登
  10. 公園のつららの羽翼舞いあがれ (泉)
  11. ひたひたと軍備増強わすれ雪 (能登) 竹葉 遅足 佐保子 千香子 亜子

   

題詠のトップ賞は 麗子さん。 自由題は 晴代さんでした。

おめでとうございます

春の訪れとともに、いろいろと規制も緩和されそうです。

575の会も淡く紅を差して動き出しましょう 

 

コメント
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