575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

雨つれて佐保姫お成り音もなく  亜子

2023年02月23日 | Weblog

気がついたら音もなく春雨が降っています。一雨ごとに春めいて来る季節。春の女神佐保姫様はお供に雨をつれてしずしずとやってくるようです。

晴代さん: 芽おこしの雨。

須美さん:雨連れてお成りがいい。

 

私も頂きました。

「お成り」という表現に神様を敬う気持ちが伺えました。お供に雨を連れて春は静かにやって来るのですね。

    佐保姫の転調の指示軒しずく  能登

こちらは佐保姫の指示で雨が降って来たのでしょうか?

結宇さん:いよいよ春という意味の表現として、転調と言われたのでしょうね。 やっと春ですが。

亜子さん:春の調べのスイッチが入ったのでしょうか?「軒しずく」でつららや雪が解ける様子が伺える。

        ★★★

「転調の指示」という表現に魅かれました。今日は祝日。細かな雨が音もなく降っていました。これも佐保姫様のなせる技ですね。よい休日をお過ごしください。麗子

コメント (1)
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