今日は79回目の終戦の日です。理不尽に310万人ものかけがえのない命が奪われた戦争。人の記憶はおよそ80年で失われると言われますので戦争の記憶を持つ人も数少なくなって来ました。二度と戦争をしないと誓った日本ですが、今も地球上には争いが絶えません。先の見えないウクライナ、ガザ、もろもろの内戦。一体いつになったら人間は愚かな争いをやめることができるのでしょう。。。憎しみしか生み出さないのに。。。
作者の亜子さんは毎年8月には平和を願って戦争の句を詠まれます。作者の切実な思いがこの句からも伺えます。
能登さん:酷い現実が止まらぬ地域あり、日常がそのままに過ぐる地域あり。
童子さん:「梅雨に入る」を、また別の季語でも色々と表現出来そう。秀逸と感じます。
★★★
確かに他の季語でも句が成り立ちそうですが、梅雨時の重苦しい感じが言いようのない無力感や憂鬱感を感じさせてくれるような気もします。
今日正午には黙とういたします。麗子
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