575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

子の帽子浮きつ沈みつ大花野  等

2017年10月04日 | Weblog
コスモスのお花畑でしょうか。
赤、白、ピンクの色とりどりの花が風に揺れています。
その中を見え隠れに子供の帽子が・・・

上五と下五を入れ替えると

 大花野浮きつ沈みつ子の帽子

読み方はどう変わるのでしょうか?

いずれにせよ、海の上をゆく小舟のように。
また人生の荒波を越えてゆく船のようにも。
「浮きつ沈みつ」という表現が、
微妙なニュアンスを句に与えています。  遅足

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