575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

風光る前掛け新た地蔵様  千香子

2024年04月12日 | Weblog

お地蔵様を見かけると何とはなしに手を合わせます。するとふわっと温かい気持ちがこみあげます。いつもお花が挿してあって、手縫いのちゃんちゃんこや前掛けが着せてあり、寒いときは毛糸のお帽子が被せてあったりとお世話をされる方の気持ちを感じられるからかもしれません。   

この句へのコメントです。

能登さん:地蔵様のうれしそうな顔まで想像できます。 

晴代さん:お地蔵さまも新年度ですね。

竹葉さん、佐保子さんもとられました。明るさを増す光の中で、作者の気持ちもとても清々しくなったことでしょう。

 

そしてこの季節、ちょっと笑ってしまうこの句

 春遠出三日すぎての足疲れ  晴代

泉さん:  冬の間、出掛けずにいたが春になり旅に出たが、久しぶりに続けて歩いて疲れた様子。

 私もいただきました。テニスがお得意で身体を動かすことがお好きな泉さんは実感がないかもしれませんが

運動不足の私は「これはいったいいつの筋肉痛?」と実際の運動日との時差がどんどん広がってきており、まさに実感でした。

 

遅咲きだった今年の桜、待ちかねていただけに遠出をされたかたも多いかもしれません。

今週末も好天の行楽日和となりそうです。

三日すぎての足疲れ。。  滑稽であると同時に真理があると思いました。  郁子

 

 

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1 コメント

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Unknown (佐保子)
2024-04-12 10:55:41
お地蔵様の前掛けその他、ちゃんとお揃いで季節に合わせて変えてあるの、散歩の途中で見かけてほのぼのとしますよね。なかなか手を合わせてまではいきませんが、ほっこりした気分になります。でも、近頃、古い家を壊すときにそこにあった小さな祠と仏像が消えてしまいどうなったのかな?というのにも出会います。ちょっと寂しい気分になります。
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