so cold | Bud & Deanie
・映画名 草原の輝き
・製作年 1961年
・製作国 アメリカ
・原題 Splendor in the Grass
・監督 エリア・カザン
・製作 エリア・カザン
・脚本 ウィリアム・インジ
・音楽 デヴィッド・アムラム
・撮影 ボリス・カウフマン
・出演 ナタリー・ウッド、ウォーレン・ベイティ、パット・ヒングル ほか
・ストーリー
1928年、カンサスに住むバッドと、ディーン(ディーニー)は高校3年生。愛し合っているが、ディーンの母親は保守的な倫理観の持ち主で「男は尻軽な女を軽蔑する。そういう女とは結婚したがらない」ということもあってディーンはバッドのすべてを受け入れるに至らない。
バッドの父で石油業者のエイスは息子がフットボールの選手であることが大自慢で、イェール大学に入れたがっているが、バッドには父親の期待が心の負担になっている。
父は理解あるように振舞うが本能的には暴君で、姉のジェニーが家出して堕落してしまい、大学を追われたのも、こんな父のいる家庭がたまらなかったからだ。
バッドはひたむきなのだが、彼女はそれを受けとめてくれない。
父は「女には2種類あって、時々気晴らしに遊ぶ女と、結婚する女だ。感情に任せて、責任取らされるようなことはするな」という。そんなことでイライラした気持を、バッドは折にふれて乱暴な行動で爆発させる。
ついに同級生でコケティッシュな娘ファニタの誘惑に負ける。
青春の悩みに苦しんでいるディーンはこの事件でショックを受け、ワーズワースの詩の授業の途中に教室を抜け出し、川に身を投げる。
救助に飛び込んだバッドのおかげで死を免れたディーンは精神病院に入院する。
父の希望通りイェール大学に入ったバッドは、勉強にも身が入らず、酒ばかり飲み、あげくにアンジェリーナというイタリア娘と結ばれてしまう。
学校は退学寸前のところまでいっている。そこで父のエイスはニューヨークへ出かける。
ちょうど、1929年の世界大恐慌がやってきた。エイスは大打撃をかくして息子に会い、女をバッドの寝室に送り込んだりするが、その夜窓から飛びおりて自殺する。
ディーンは病院で知り合ったジョニーという若い医師と婚約する。
退院してから、バッドが田舎へ引込んで牧場をやっていることを知り、訪ねて行く。
バッドはアンジェリーナとつつましく暮らしていた。2人は静かな気持ちで再会する。
劇中に作品のタイトルが出てくる、ウィリアム・ワーズワースの詩( "Ode: Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood")の一節が出て来る。
Though nothing can bring back the hour
Of splendour in the grass, of glory in the flower;
We will grieve not, rather find
Strength in what remains behind...
・映画名 草原の輝き
・製作年 1961年
・製作国 アメリカ
・原題 Splendor in the Grass
・監督 エリア・カザン
・製作 エリア・カザン
・脚本 ウィリアム・インジ
・音楽 デヴィッド・アムラム
・撮影 ボリス・カウフマン
・出演 ナタリー・ウッド、ウォーレン・ベイティ、パット・ヒングル ほか
・ストーリー
1928年、カンサスに住むバッドと、ディーン(ディーニー)は高校3年生。愛し合っているが、ディーンの母親は保守的な倫理観の持ち主で「男は尻軽な女を軽蔑する。そういう女とは結婚したがらない」ということもあってディーンはバッドのすべてを受け入れるに至らない。
バッドの父で石油業者のエイスは息子がフットボールの選手であることが大自慢で、イェール大学に入れたがっているが、バッドには父親の期待が心の負担になっている。
父は理解あるように振舞うが本能的には暴君で、姉のジェニーが家出して堕落してしまい、大学を追われたのも、こんな父のいる家庭がたまらなかったからだ。
バッドはひたむきなのだが、彼女はそれを受けとめてくれない。
父は「女には2種類あって、時々気晴らしに遊ぶ女と、結婚する女だ。感情に任せて、責任取らされるようなことはするな」という。そんなことでイライラした気持を、バッドは折にふれて乱暴な行動で爆発させる。
ついに同級生でコケティッシュな娘ファニタの誘惑に負ける。
青春の悩みに苦しんでいるディーンはこの事件でショックを受け、ワーズワースの詩の授業の途中に教室を抜け出し、川に身を投げる。
救助に飛び込んだバッドのおかげで死を免れたディーンは精神病院に入院する。
父の希望通りイェール大学に入ったバッドは、勉強にも身が入らず、酒ばかり飲み、あげくにアンジェリーナというイタリア娘と結ばれてしまう。
学校は退学寸前のところまでいっている。そこで父のエイスはニューヨークへ出かける。
ちょうど、1929年の世界大恐慌がやってきた。エイスは大打撃をかくして息子に会い、女をバッドの寝室に送り込んだりするが、その夜窓から飛びおりて自殺する。
ディーンは病院で知り合ったジョニーという若い医師と婚約する。
退院してから、バッドが田舎へ引込んで牧場をやっていることを知り、訪ねて行く。
バッドはアンジェリーナとつつましく暮らしていた。2人は静かな気持ちで再会する。
劇中に作品のタイトルが出てくる、ウィリアム・ワーズワースの詩( "Ode: Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood")の一節が出て来る。
Though nothing can bring back the hour
Of splendour in the grass, of glory in the flower;
We will grieve not, rather find
Strength in what remains behind...
