![]() | ため息の時間 (新潮文庫) |
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新潮社 |
◆内容紹介◆
愛したことが間違いなんじゃない。ただ少し、愛し方を間違えただけ──。完璧に家事をこなす妻を裏切り、若い女と浮気する木島。妻が化粧をするのを許さなかった原田。婚約寸前の彼女がいるのに社内で二股かけた洪一。仕事のために取引先の年上女性に近づく孝次……。裏切られても、傷つけられても、性懲りもなく惹かれあってしまう、恋をせずにいられない男と女のための恋愛小説9篇。
◆出版社からのコメント◆
担当者から
唯川恵さんは、ご存じの通り、恋愛小説の名手として若い女性を中心に絶大な支持を集める作家ですが、本書では新しい試みに挑戦なさっています。『ため息の時間』は、「小説新潮」などを中心に掲載された作品を収録した9篇の短篇集ですが、すべての作品が男性の視点から描かれました。その結果、大人の男性の悲哀と恋愛の切なさとを描いたしっとりした雰囲気の作品集に仕上がり、唯川さんは、見事に新境地を開拓なさったと言えると思います。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
愛したことが間違いなんじゃない。ただ少し、愛し方を間違えただけ―。完璧に家事をこなす妻を裏切り、若い女と浮気する木島。妻が化粧をするのを許さなかった原田。婚約寸前の彼女がいるのに社内で二股かれた洪一。仕事のために取引先の年上女性に近づく孝次…。裏切られても、傷つけられても、性懲りもなく惹かれあってしまう、恋をせずにいられない男と女のための恋愛小説9篇。
◆内容(「MARC」データベースより)◆
浮気もメール恋愛も裏切りも、うまくやっているつもりでも、結局、男はいつも女にしてやられる。愚かで、だからこそ愛おしい。恋せずにいられない。男と女に捧げる恋愛小説集。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
唯川/恵
1955年金沢市生まれ。金沢短期大学情報処理学科卒。銀行勤務を経て84年「海色の午後」でコバルト・ノベル大賞受賞。以後、恋愛小説やエッセイを発表し、02年「肩ごしの恋人」で第一二六回直木賞受賞
【読んだ理由】
唯川恵作品
【コメント】
女はいつも寂しがって生きている。男はいつも悔しがって生きている。(あとがきより)