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中央公論新社 |
◆内容紹介◆
人生の落ちこぼれ人間たちが、目にした新聞広告「人間再生セミナー 小笠原塾」とは!? 世界遺産を舞台に繰り広げる清々しい小説
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
ひきこもりの休学中東大生、南米へ逃亡していた元ヤクザ、何をやってもダメな女性フリーライターなど―人生に落ちこぼれた人間たちが目にした「人間再生セミナー 小笠原塾」の募集広告。
錚々たる団体・企業が後援し、最終合格者には100%就職斡旋。
一体、主催者の目的は何なのか?遙かなる小笠原諸島で、彼らを待ち受けていたのは、自分たちが知らなかった日本と世界、そして美しい自然。
今、彼らの中の「なにか」が変わりはじめた…。清々しい読後感へと誘う物語。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
垣根/涼介
1966年長崎県生まれ。筑波大学卒。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初のトリプル受賞に輝き、05年には『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞賞
【読んだ理由】
垣根涼介作品。
【印象に残った一行】
自分の人生が、周りに居る人々の人生の一片で成り立っているということを。
そしてそれを自覚すること。
ブレイクスルー。釈迦も老子も笑っている。すべてはゼロに収束されていく。
愛とは解脱だ。