◆内容紹介◆
千石どりの武家としての体面を保つために自分は極端につましい生活を送っていたやす女。
彼女の死によって初めて明らかになるその生活を描いた『松の花』をはじめ『梅咲きぬ』『尾花川』など11編を収める連作短編集。厳しい武家の定めの中で、夫のため、子のために生き抜いた日本の妻や母の、清々しいまでの強靱さと、凜然たる美しさ、哀しさがあふれる感動的な作品である。
【読んだ理由】
何時かは読みたいと思って、気になっていた本。
【コメント】
11編のすべての主人公である女性がすべて素晴らしい。
私のブログ「日本男道記」はこの書にヒントをいただいて名前をつけた
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