阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

やはり中華はチャーハン

2006年05月31日 | 食べる飲む
中華は「チャーハンに始まりチャーハンで終わる」と思っていますが、
本当においしいチャーハンはなかなか中華料理店でも食べる事が出来ません。
恐らく日本ではチャーハンは新入りに作らせるからだと思います。

神戸と言うか日本で一箇所、一口、口に入れた途端ウマイと思った店があります。

その店が神戸新聞に取り上げられ、主人のインタビューが掲載されていました。
その記事を読んで、なぜこの店の「チャーハン」が美味いのか納得しました。
加えて言うと『昌園』の「焼きビーフン」も、台湾以外ではこの店がベストだと
思います。置いている「紹興酒」が良いものなのでちと高めなのが痛いのですが・・

「海外あちこち記」から

1.台北空港のチャーハン
高雄からの飛行機が遅れて、台北空港で乗るはずの飛行機はもう成田に向けて出たあとでした。次の飛行機の手続きをしたとき、飛行機会社がミールクーポン(食事券)をくれました。外に出る時間はないし、腹は減るしで仕方なく、空港のレストランへ同行の人4人で入りました。チャーハンなら早いかと思いチャーハンを頼みました。時分時(じぶんどき)を外れていて、出てくるまでに時間がかかりましたが一口食べたときに うーんと唸りました。何の変哲もない、しかもハムや野菜入りの普通のチャーハン ですが、ぱらっとしてコクがあります。その後もあれだけのチャーハンは食べたことが ありません。きっと大きな強火の中華鍋で、従業員の賄い食の流儀で作ったのでしょう。 チャーハンは大きな有名店では、うまいものなしの典型の食べ物です。

2、ジャカルタの茹でエビ
屋台の大きな鍋で指の大きさのエビがどんどん茹でられていました。 大きなボールに入れられたエビの殻をむいて、皿に入った赤いタレにつけて食べます。 一緒に行った連中は無言で次から次ぎへと口に入れていきます。 皆の横にあっというまに、むいた殻の山が出来ました。 エビがいいのか、茹でかげんがいいのか、タレがいいのか 。 ホテルに帰ってシャツを脱いだら飛び散った赤いタレが胸元に一杯でした。 クリーニングに出しても取れなくて一ヶ月くらいして帰宅したとき相方に怒られました。 もう一度腹いっぱいあの茹でエビを食いたい。

3、リンツの子牛のカツレツ
韓国POSCO向け製鉄クレーンの引き合いがオーストリアの フェストから出たので、ウイーン経由でリンツにある本社の技術部に見積打ち合せに行きました。 設計課長と二人で「オーストリーに来たらウィンナーシュニッツエルを」とホテルの 近くのレストランで注文しました。地ビールとパリっと揚がったカツが口の中で 絶妙のバランスです。 何がどう違うのか、今も日本でウィンナーシュニッツエルがメニューにあれば、 頼んでみるのですが 、あの案内書にも載っていない普通の店で食べた子牛の カツレツの味はその後 経験していません。その土地の普通の惣菜みたいなものが 一番おいしいのでしょうか。

むかし食ったとさ
  
(オリジナルは2000.12.18に作成)
コメント (2)
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