全国でも例がない埴輪「馬に乗る盛装の男」が、7月4日(土)から8月30日(日)まで開催されている群馬県立歴史博物館開館30周年記念展で一般公開されています。
馬に乗る人物埴輪は、破片資料も含めると全国で十数例が知られていますが、盛装の人物が乗る埴輪の優品は他に例がありません。
大刀や弓を持ち、耳環(イヤリング)や一連の首飾りをつけ、頭には2つの穴が開いた特異な帽子をかぶっています。
伊勢崎市大林寺住職の松村さんが約50年をかけて復元したものです。高さ111cm、古墳時代後半の6世紀後半に作られたと見られています。