「㈱のもと」の野本さんの「屋上菜園篇」です。写真は7月15日の取材訪問時に撮影したものです。
【平成21 年5 月から会社の屋上で水耕栽培による家庭菜園をやってみようと思い立ち、まず最初に協和のハイポニカ501 を3 台購入したあと、ホームセンターで発泡スチロール箱(8 箱)やトロ船(3箱)を買ってきました。
熱帯魚用のエアポンプや水中ポンプとセットにして自作ぶくぶく栽培キットを12台作成。その後ハイポニカ303 を1 台追加(6 月8 日)、その他にもかぼちゃ用にプランター2 台などを追加して野菜を中心に栽培することにしました。
すべて液体肥料と水だけの水耕栽培です。投下コストは栽培セットにキットおよび自作を加えて9万円ほどでしたが電気工事費に5 万円ほどかかったのでトータル14万円強、それ以外は日々の水道代と電気代ですが、できれば来年はソーラー発電でまかなうようにしたいと考えています。
投下コストから考えるとレタス1 個の値段もかなりつきそうで高級野菜ということになりそうです。
野菜は小松菜・レタス・ほーれんそう、トロ船はレタスと小松菜、発泡スチロールにはミニトマト、さつまいも、ごーや、きゅうり、小玉スイカを植える。6 月に入り2 本のきゅうりで毎日のように2,3本収穫がありました。小松菜やレタスも食べきれないほどの収穫でした。
トロ船のレタスも大きく成長し毎日取っても食べきれないほどです。ハイポニカ303 には岡山レタスが大きく育ってきている。手前は花火大会用にチシャを、なすび8 本とモロヘイヤはハイポニカ501で育てています。奥の発泡スチロールでは最初のきゅうりは収穫が終わったので取り除き新たに2 本きゅうりの苗を買ってきて育てています。サツマイモが大きく茂り、ミニトマトもかなりの実を付けていて毎日水遣り時に2.3 個いただいております。
また次のミニトマトも数本、種から育てています。小玉スイカが1 本に付1 個合計で3 個育っています。屋上のごーやもかなり実を付けています。今次の育てる野菜としてきゅうりおよびレタスをトレーで種から栽培しています。野菜類が大きく育ってくると毎日水をやらないとタンクの中はほとんど空になるほどの勢いで水を吸収していきます。】
2020年7月18日 追記 屋上菜園サイト