日生（ひなせ）港 岡山県備前の地をいく その１

日生は岡山県備前市にある港町で、江戸時代から続く漁港でもあります。



「日生エリアは、兵庫県赤穂市と接した岡山県の東の玄関口となっています。雄大な山々を背に湾を描く本土と、風光明媚な瀬戸内海に浮かぶ大小13の日生諸島からなる、海と山に抱かれたまちです。

　古くから漁業と海運業で栄え、町を歩くと潮の香りがいっぱいに漂ってきます。
日生港には豊富な魚介類が毎日水揚げされ、“五味の市”では、獲れたての新鮮な魚が漁師のおかみさんの手で威勢よく売られています。日生諸島最大の島で自然観察の宝庫となっている鹿久居島や魚つり・みかん狩りで賑う頭島、天然の良港を有する大多府島など、観光・レジャーのまちとしても注目を集めています。」・・・備前市のＨＰから引用。日生。

　♪瀬戸内海をフェリーなどで移動するとわかりますが、あたかも高速道路をトラックが切れ目無く往還するように、数え切れないほどの数の貨物船が、喫水線一杯に荷を積んで東に西に進んでいるのが見えます。

　古代から今にいたるまで、日生ではそれらの貨物船の船主たちが、海運業を営んでいる地域でもあります。友人のHalimaoさんは船の仕事の関係で船主さんたちを訪ね、よく日生に行きますが、時間を見つけて現地の写真を撮って送ってくれました。