ウイングスーツで4つの世界記録挑戦、英男性がフライトへ https://t.co/KbNXIYMmVO pic.twitter.com/NDnCyNmBKr
— ロイター エンタメ (@ReutersJpEnt) 2017年5月17日
[ソールズベリー(英国) 16日 ロイター] - 元航空宇宙エンジニアの英国人ウイングスーツパイロット、フレイザー・コーサンさん(42)が、4つのギネス記録を目指してフライトを計画している。
ウイングスーツは手足の間に幕のある滑空用ジャンプスーツ。コーサンさんは、米国とカナダで2回のフライトを計画しており、このうち1回は、高度1万2800メートルからのジャンプとなる。無風状態での気温が零下50─70℃の過酷な環境で、成功すれば、高度、飛行時間と距離、機械支援なしの飛行速度で世界記録を打ち立てることになる。
飛行速度については、2011年に日本の伊藤慎一さんが米カリフォルニア州で時速363キロの記録を出している。高度の前回記録は3万7000フィート。
コーサンさんのフライトは、英国の退役軍人支援団体である陸海空軍人家族協会(SSAFA)の寄付集めが目的。今月22日と29日に予定されているが、天候などに左右されるという。