阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

今晩咲くかも知れない  月下美人の花芽が膨らんできました。

2019年10月07日 | 花・草・木・生き物

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25年ぶりに豪州のパースへ    その3/全三回    パース市内観光

2019年10月07日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集

千葉県栄町の住人Kさん夫妻から豪州へ行ってきましたと便りがありました。

 ⇒25年ぶりにパース/オーストラリアへ行ってきました。

3日目、最終日はパース市内観光へ、2ケ所を廻った後キングスパークへ、ここはスワン川沿いの高台にあ
る公園で中心部からも近い。市民の憩いの公園だ。

9月はワイルドフラワーフェステバルが開かれ特に賑わう季節だ。
植栽された木や花が一斉に咲き春の青空に映える、素晴らしい公園だ。
但し日本人ガイドが早口で説明して早く歩くので迷子にならないようついていくのに必死だった。
1時間20分の滞在、もっとゆっくりしたかった。

キングスパークにて

 市の中心部へ向かい元ビール工場跡という新しいレストンで昼食、今日はフィッシュ&チップスだ。
ビールは数種類の中からお勧めの銘柄を注文、このビールも美味しかった。

 フィッシュ&チップス

オーストラリアの最低賃金は時給2,500円、土日・夜間は割り増しが付くので日曜日の深夜は
時給5,000円だという。
有給休暇は法律上は4週間、大企業は5-6週間あるらしい、しかも残すと雇い主は現金で買い取りが
義務づけられているのできちんと管理して全員が有給休暇を消化するようなシステムが出来上がっている。

従って物価は高く、日本からのツアー代金もヨーロッパより高いくらいだ。

市内のレストランでは多くの人が昼からビールを飲んでいる、ビジネスランチだという。
最終日2時過ぎにビジネス街に多くの人が歩いている、観光客でもない様子、聞いてみると仕事を終わって
自宅に帰る人たちだという。

今回のツアー、料金内の1日半のツアーは日本人が企画して日本人が案内しているので国内ツアーと同じで
”はい 連れてきましたよ、行きましたよね”で終わり、ゆっくりする時間は全然なし。
逆に1日半の自由時間のために参加したような感じだった。

帰ってからネットニュースを見ていたら大阪の動物園でコアラ1匹を飼育していたが餌代が年間3,600
万円かかり維持できないので海外に貸し出すというものでした。残念です。
 パース駅


   旧郵便局  トップの画像    

 タウンホールの時計台


 昼食後は夕方の出発まで自由行動。
娘&孫娘にホテルまで来てもらいお買い物をした後フェリーで対岸へ渡りお茶をしてのんびり過ごした。
最後は最近開店したという讃岐うどんの店で軽い夕食をとった。

対岸よりパース市内を望む

◎Kさんありがとうございました。オーストラリアの事は、NHKの語学番組でオーストラリア人の歌手サラ・オレインさんという方が

毎回紹介したので、オーストラリアのあれこれを多少知りました

 白豪主義という時代があったことを知る世代はもう少なくなったけど、日本とオーストラリア間には過去にいろんな歴史がありますね。

 

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小説「さよならオレンジ」を読んだ。     母国語を使わずに英語で生きる事 

2019年10月07日 | 乱読は楽しい

2013年岩城けいさんの「さようなら、オレンジ 」というオーストラリアで働く難民や外国人を描く作品が第8回大江健三郎賞、第29回太宰治賞を受賞しました。

小説「さよならオレンジ」 母国語を使わずに英語で生きる事 
「さようなら、オレンジ」KSイワキ

小説を読んで胸が痛くなり、そのうちに暖かいものが胸にあふれてきて、ついには瞼のなかに水分が溜まって溢れ出し、テイッシュに手が伸びた。


 小説を読んで思わず涙ぐんだのはひさしぶりだった。というか以前はそれがいつだったか思い出せない。

オーストラリアに辿りついたアフリカの難民女性。学者の夫についてきて勉強する毎日の中で赤ちゃんを産む日本女性。

三人の子供が巣立って空き巣症候群になったイタリア女性。彼女たちには帰るべき故郷はない。

 その中で土地のみんなが使う言葉(英語)を知ること、使いこなせることが、普通に人間として生きることに、

そして人間の尊厳に、どんなに大きな意味を持つかを伝えている。

人は一人では生きていけない。自分が手を伸ばすか、誰かが手を差し伸べるか。いろんな生き方があってそれぞれが

持っているスベでお互いが出来ることをやったりとったりする。

 本来の人間ってそういうもんだったんだ。

読み終わって「あぁ、人間っていいなぁ」と思える本を読んで良かった。

                                                             
2013年11月25日記

 出版社のサイトからの引用。

物語の底流では、母語で書く/母語以外で書くとはどういうことか問われ続ける。主旋律となる物語と書簡・メールが、交互に進行するシャープな構成で、淡々と、しかしダイナミックに描かれる大河ドラマ。

【あらすじ】

 内戦のつづくアフリカから、難民としてオーストラリアの田舎町に流れてきたサリマ。母語の読み書きすらままならない彼女は、二人の息子を育てながら精肉作業場で働く一方で、英語学校に通いはじめる。

そこには、自分の夢をあきらめ夫について渡豪した日本人女性「ハリネズミ」ほか、さまざまなクラスメートたちとの出会いが待っていた。

 月日がたち生活が軌道にのりはじめたころ、都会へと逃げた夫から、息子たちを引き取りたいと連絡が入る。

別離の前日、サリマは息子の学校からの依頼で、アフリカの故郷について子供たちに紹介することになった。友人ハリネズミが用意してくれた客観的な資料の数々。しかしサリマは、やっと使えるようになった英語で、自分の生まれ育った場所について、稚拙だが力強い作文を発表するのだった。

 人種的・言語的な差別をうける中で、生まれてくる友情と絆。女性たちが支えあいながら、やがて自分の足で逞しく各々の道へと踏みだしていく。
 

 

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サンドウィッチマン 漫才 【ラグビー】 2015年公演

2019年10月07日 | びっくり画像・映像
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