9月の初めに行ったばかりだがやはり月に一度は食べたくなる神田美土代町の「四川一貫」の担々麵。
オーダーして待っていると先代の写真が目についた。
伺うと先代が亡くなってもう4年だそうだ。一昨年まで年に数回神戸から上京するときに店に寄ってきたが
お元気な時の先代に古くからの客が神戸に引っ越しても来てくれると喜んでもらい何かとよくお喋りしたのが懐かしい。
この店の料理は何を食べても絶品だが、自分はやはり「担々麵」をオーダーしてしまう。
担々麵を「からしそば」と表現するのでお店の方から、錦町の店の時からのお客さんですよね、と言われてしまった。
当時まだ東京電機大学が錦町にあり、神田警察署が前の建物だった頃から錦町にあった店に通ったものだ。
相変わらず、麺も汁も野菜のシャキシャキ感も他店では味わえない旨さが維持されていて有難い。
前回は駿河台の坂を上がるのがしんどかったので神田駅に歩いたが、この日は小川町交差点から御茶ノ水駅に向って坂を上がった。
ニコライ堂の中は公開されていて、数年前に四日市時代からの友人と一緒に見学したこともある。
家から店まで30数分、交通費は最寄駅からJR御茶ノ水駅まで片道168円でもあるので、つい気軽に足が向いてしまう(笑)。
それにしても昭和52,3年ごろに昼食のために事務所の近くの店をあちこち探検している内に見つけた店が、
今は2代目になってより賑やかな場所に移転して、今もよくはやっているのは嬉しい。
自分としてもほぼ40年間ずっと食べに通っている店が存在していることは有難いことだ。