一月某日、三人会のメンバーは三越日本橋店のライオン像の前で落合い、歩いて3分の三井美術館に向った。
何回も前を通ったことがあるが美術館の中に入るのは初めてだった。美術館がある三井本館の建物はそれだけで歴史的価値がある建造物だと思った。
伊勢の松坂出の伊勢商人である三井家が日本橋室町で開業した三越呉服店の歴史も面白いし、今も三井グループが三井11家に「三井」の看板代(ブランド料)を払っている
という話も面白い。自分の中では伊勢商人の系譜は同じ伊勢の国・四日市の岡田屋呉服店から全国に展開した「イオン」グループのオーナー岡田家につながる。
おそらく和紙と墨を今の技術で分析すれば、この古筆切が奈良時代のものかどうかわかると思うが、いずれにせよ日本の和紙と墨の存在が
日本文化の伝承に大いに寄与しているのは事実だ。16世紀に書かれた豊臣秀吉の手紙が今も多く残り読むことが出来るのはこの文化インフラがあってこそだ。
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