阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

「同調圧力に屈せず、多くの異論を」岩田教授に聞くコロナ危機対策

2020年03月31日 | SNS・既存メディアからの引用記事
一部引用・・・──ダイヤモンド・プリンセス号で隔離措置の不備を訴えた岩田教授の動画は、世界のメディアで取り上げられ、反響を呼びました(その後、当初の目的を達成できたとして動画は削除)。一方で、「一生懸命やっているのに批判するな」というような、発信自体を否定する声もありました。

今でも批判を受けるし、LINE外しと同じような形で学会のグループから黙って外す、「いじめ」のようなこともあった。同調圧力に合致しない人をいじめる文化があるので、自分の意見を自分の名前で発信するのは難しいし、勇気がいる。しかし、危機の時こそ意見をたくさんいって、議論することが大事だと思う。

英国では当初、強力な都市封鎖をせずに国民に免疫をつけさせる「集団免疫」という対応を取ろうとした。しかし、その後多くの批判を受けて、他の欧州諸国と同じような対応に転換した。議論が二転三転したが、科学にもとづいて対応するという点ではぶれなかった。失敗を認知して方針転換ができた。

日本は「みんなで話して決めたことだから」と失敗を押し通してしまう。ダイヤモンド・プリンセス号も失敗しなかったと言い抜けようとしている。感染者のピークをなだらかにするというプランAの計画がうまくいっている間はいいが、Aが失敗した時の代案となるプランBがない。Aの失敗を予測し、認めることができない。


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