01月05日 12時27分
5日は二十四節気の一つ「小寒」です。
寒さが次第に厳しくなってくる頃とされていますが、長野県の諏訪湖では湖の氷がせり上がってできる「御神渡り」の観察が始まりました。
諏訪湖の「御神渡り」は、マイナス10度前後の厳しい寒さが3日ほど続くと、湖面に張った氷が厚みを増して亀裂が入り、筋状にせり上がる現象で、
7年前に出現したのを最後に確認されていません。
ことしは、寒さが次第に厳しくなってくる頃とされる「小寒」の5日から、地元の八劔神社による湖面の観察が始まりました。
諏訪市側の湖畔では宮司や氏子たちおよそ30人が、午前6時半から氷の状況を観察したり気温や水温を測ったりしていました。
5日朝の諏訪市は、最低気温がマイナス6.9度と冷え込み、岸の近くは厚さ5ミリから1.5センチ程度の薄い氷に覆われていました。
八劔神社の宮坂清宮司は、「観察開始早々、透明な氷を見られたのはありがたい兆候だと思う。
御神渡りの出現を確認して神事を行えるように願っている」と話していました。
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