阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

明治天皇は生涯京都弁を話された。   もし地球が100cmの球だったら    

2022年07月22日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
2009年03月23日(月)

今日、読んだ本の中で知った話二つ。

○明治天皇は生涯京都弁で話された。

むかし新東宝がこの映画のヒットのお陰で、少しは生き延びたという「明治天皇と日露大戦争」。嵐寛寿郎が演ずる明治天皇はスクリーンの中で関東弁でしゃべった。

 映画を見たときはそのことに何の疑問も持たなかった。

しかしその後、明治天皇は先帝の孝明天皇の皇子として京都で生まれ育ち、成人されてから東京に移られたのだからおかしいなと思うようになった。

 人は例えよその土地や外国へ移っても、基本的に9歳頃(小学3年生くらい)までに覚えたアクセントから生涯離れることはないという。

ということは、映画の明治天皇のお言葉は間違いではないかと思った。やはりそうだったことがわかった。

「明治天皇はお体が大きく、お声も大きい方でしたが、お育ちが京都ですから京都弁です。ですからお言葉はお声の大きい割には、お優しいお言葉遣いでした」

明治天皇の皇女である東久邇宮聡子の「明治天皇 思い出の種々」・・木村毅の「明治天皇」という書に寄せた一文から。
(波'08十一月号)「即位と崩御」 保坂 正康 から

天皇陛下のことをいまも京都人は「天皇はん」と言うと聞くが、昭和天皇も明治天皇と同じように京都弁を使われていたら、あの戦争への道はどうだったのだろう?とか一瞬思ってしまった。

○「もし地球が100cmの球だったら」

地球の上の水は思ったより少なく、ココロ細い存在なんだ、とその後読んだ[地球がもし100cmの球だったら](永井智哉、世界文化社)で厳しく知った。

そうなのである、もし地球が直径100センチの球とすると、海水、淡水合わせた地球上の水は660cc程度しかない。ビール瓶の大瓶一本の量に過ぎないのだ。

(図書'08十一月号)「地球の壊し方」 椎名 誠 から


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