待降節第4日曜日にきくのは、チェッリーニ・コンソートによる「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(BWV660)です。このオルガン・コラールは、ライプツィヒ時代の「17のコラール」に所収された3声曲(「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」にもとづくトリオ)。下2声のカノン上で、ソプラノ声部が定旋律を装飾的に奏でていきます。ピアノ編曲で有名な同名コラール(BWV659)にもおとらない美しい曲で、ガンバ三重奏できくと、味わいがより深まります。録音は2017年です。
CD : RAM 1911(RAMÉE)
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