今年はじめてセミの声をききました。そろそろ梅雨明けなのか、週間天気は晴マークが主体になっています。今年は猛暑らしいのですが、どうなることでしょう。
さて、これからきくのは、ニコラ・ドートリクールとユホ・ポホヨネンによるヴァイオリン・ソナタ(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ)第4番。
ドートリクールによると、録音にあたっては「自分がバッハの音楽に抱いている無条件の愛を信じること、悪趣味に陥らないこと、これまでに習得したモダン楽器のテクニックを最良の形で活かすことだけを、念頭に置いた」ということ。
「楽器の選択は二次的な問題」ですが、ここではモダン仕様のストラディヴァリウス(1713年製)とスタインウェイ(D-600557)で演奏しています。なお、引用は2017年録音のCD(La Dolce Volta LDV 36.7)の解説(日本語訳付)です。