今年の夏はずっと南からの風だったのですが、今日はめずらしく東から風が吹いています。そもそも今年の南風は熱風という感じでもなく、乾いた風だったのですが、東の風ということでとても涼しさを感じます。もっとも暑いことにはかわりはありません。
さて、これからきくのは昨日に続き、中野振一郎のチェンバロによる「フランス組曲」(アルトニコル筆写譜)。このBWV813の特色は「のびやかな歌謡性」(『バッハ事典』)で、旋律美がきわだった舞曲に彩られています。
CD : COCQ-83827→38(コロムビアミュージックエンタテインメント)