今週きいていくのは、ジョン・ホロウェイによる「The Sonatas for violin and keyboard」。ホロウェイは1948年生まれのイギリスのヴァイオリン奏者で、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、タヴァナー・プレイヤーズなど、ピリオド楽器のオーケストラのリーダーをつとめた優秀な音楽家です。近年では、バッハ財団(スイス)による声楽作品全曲録音(進行中)にも客演していました。
1988年に録音された「The Sonatas for violin and keyboard」には、通奏低音とのBWV1021とBWV1023、オブリガート・チェンバロとの6曲(第6番の異稿をふくむ)が収録されており、今日からそれらを収録順にきいていきます。これからきくのはBWV1021で、通奏低音はチェロとオルガン。ホロウェイの楽器は、アマティによるミヒール・デ・ホーグ製作(1985年)のヴァイオリンです。
CD : 72435 61650 2 1(Virgin classics)