毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




ニコラウス・アーノンクールとヘルベルト・タヘツィによる、オブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ。2016年3月5日に亡くなったアーノンクールの追悼をかね、一昨日からそのアルバム(1968年録音)をきいてきました。今日これからきくのはソナタ第3番。このソナタでも、アーノンクールは奇をてらわず、とてもストレートに演奏しています。

CD : 0630-13583-2(TELDEC)

0630-13583-2

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2016年3月5日に亡くなった、ニコラウス・アーノンクールの追悼もかねてきいているガンバ・ソナタ。そのソナタなどが収録されたアルバム(1968年録音)を昨日から番号順にきいており、今日は第2番のソナタです。先日きいていたヘンリク・シェリングとヘルムート・ヴァルヒャによるヴァイオリン・ソナタ(1969年録音)とは、ほぼ同時期の録音になるのですが、そうとは思えないほど演奏様式にちがいがあります。このころのアーノンクールはまだアクもなく、すっっきりした気品ある演奏できかせてくれます。

CD : 0630-13583-2(TELDEC)

0630-13583-2

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今日から明後日までは、ニコラウス・アーノンクールの追悼として、ガンバ・ソナタをきくことにします。音源は、1968年に録音されたアルバムで、ガンバ・ソナタ3曲と、ガンバ・ソナタと同一音楽のトリオ・ソナタが収録されています。これからきくのは、番号順(収録順)にソナタ第1番(BWV1027)。ヴィオラ・ダ・ガンバはもちろんアーノンクール、チェンバロはヘルベルト・タヘツィです。

ところで、このアルバムの表紙の絵画は、先日きいたエマニュエル・ギーグとブルーノ・プロコピオによるアルバムと同一です。ガンバをひく女性は、ルイ15世の王女で、アンリエット・アンヌ・ド・フランス。作者は、肖像画家ジャン・マルク・ナティエです。音楽を好んだというアンリエット王女ですが、その肖像画が、はるか未来にこうしてアルバムの表紙を飾るとは思ってもなかったでしょう。

CD : 0630-13583-2(TELDEC)

0630-13583-2

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アウレリア・シムクスは、1977年、リガ(ラトヴィア)生まれのピアノ奏者。今日は日曜日(復活節前第2日曜日)ですが、当日のためのカンタータは伝承されていないので、そのシムクスのピアノですごしたいと思います。音源は、「B-A-C-H/ICH RUF' ZU DIR」と題された、2015年に録音されたアルバム(Ars Produktion ARS 38 196)。アルバムには、バッハのオリジナル曲のほか、フェルッチョ・ブゾーニの編曲などが収録されおり、今日はその中から、カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」をきくことにします。

ARS 38 196

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ヘンリク・シェリングとヘルムート・ヴァルヒャが、1969年に録音したオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ(PHILIPS 416 876-2)。今週はこのアルバムから番号順(収録順)に、二人の演奏を楽しんできました。今日これからきくのはト長調の第6番、つまりアルバムの最後のソナタです。これまでと同じく、シェリングはビブラートをたっぷりつけており、やはり時代を感じさせますが、まだまだきかせてくれます。ヴァルヒャのチェンバロは、オルガンのときほどには、精彩がないようにも思えます。

416 876-2

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ヘンリク・シェリングとヘルムート・ヴァルヒャという、二人の大家の演奏できいている、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ(PHILIPS 416 876-2)。今日これからきくのはヘ短調の第5番で、昨日きいたハ短調の第4番と同じく、このような真摯な音楽は、二人にぴったりといえるでしょう。録音は1969年です。

416 876-2

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ヘンリク・シェリングとヘルムート・ヴァルヒャが、1969年に録音したオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ(PHILIPS 416 876-2)。シェリングとヴァルヒャという二人の大家によるアルバムを、今週は番号順(収録順)にきいています。これからきくのはハ短調の第4番。悲しくも美しい第1楽章のシチリアーノ(ラルゴ)は、二人にとって、じつに表現しがいのある音楽といえるでしょう。

416 876-2

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一昨日からきいている、ヘンリク・シェリングとヘルムート・ヴァルヒャによるオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ(PHILIPS 416 876-2)。番号順(収録順)にきいているので、今日きくのはホ長調の第3番です。ヴァルヒャはもちろん、シェリングも無伴奏などでバッハ演奏家としての評価が高い二人。1969年の録音をいまきいてみると、当時の演奏様式の、理想的なかたちそのものだったことがわかります。

416 876-2

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古楽のパイオニア、ニコラウス・アーノンクールが、2016年3月5日に亡くなりました。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを結成し、グスタフ・レオンハルトらとともに、古楽の復興をになった功労者です。1982年には、レオンハルトとともにおこなった、バッハの教会カンタータの全曲録音が評価され、エラスムス賞を受賞。そのころからは、古楽外の活動も目だつようになり、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ、ヨーロッパ室内管弦楽団といったオーケストラと、数々の録音をのこしています。

個人的には、アーノンクールというとクライディオ・モンテヴェルディという思いが強く、歴史的考証によりながらも、大胆な創意で、バロック初期の巨匠の音楽をおもしろくきかせてくれました。いずれ、本流のほうでも何かとりあげる予定ですが、今日は印象の強いモンテヴェルディではなく、追悼にふさわしいモーツァルトのレクィエム(DHM 82876 58705-2)をきくことにします。音源は、アルノルト・シェーンベルク合唱団との2003年のライブ録音のほうで、バイヤー版(1981年録音も同じバイヤー版)による演奏です。

82876 58705-2

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二人の大家、ヘンリク・シェリングとヘルムート・ヴァルヒャによるオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。シェリングとヴァルヒャのアルバム(PHILIPS 416 876-2)は、もう半世紀近くまえとなる1969年の録音で、このアルバムを昨日から番号順(収録順)にきいています。今日きくのはイ長調の第2番。二人の演奏はやや四角四面といえるかもしれませんが、思いの外、伸びやかで、活気もじゅうぶんだったと記憶しています。

416 876-2

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今週きいていくのは、ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)とヘルムート・ヴァルヒャ(チェンバロ)によるオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。音源は、二人が1969年に録音したアルバム(PHILIPS 416 876-2)で、これを番号順(収録順)に楽しむことにします。これからきくのはロ短調の第1番。かれこれ半世紀まえの録音なので、音の鮮度はややおちていますが、演奏はじゅうぶん楽しめます。

416 876-2

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いつもの日曜日はカンタータですごしていますが、今日、復活節前第3日曜日(四旬節第4日曜日)のためのカンタータは伝承されていません。したがって、今日の日曜日は、一昨日から収録順に楽しんでいる、エマニュエル・ギーグとブルーノ・プロコピオによる、ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタの続きをきくことにします。今日はその第3番。二人の演奏は楽章ごとの対比を強調したもので、両端章では、イタリアの協奏曲のように、じつにいきいきとした演奏をきかせます。録音は2007年。使用楽器は、ジャン・バティスト・サロモン製作(ジョナサン・ダンフォード所蔵)のガンバと、クーシェ-ブランシェ-タスカン製作(ケネス・ギルバート所蔵)のチェンバロです。なお、アルバムでは、このソナタのまえにハ短調の無伴奏チェロ組曲のプレリュードが挿入されています。

CD : PARATY 307.112(PARATY)

PARATY 307.112

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昨日からききはじめた、エマニュエル・ギーグ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とブルーノ・プロコピオ(チェンバロ)によるガンバ・ソナタ。今日きくのはその第1番です。じっさいのアルバムでは、第2番と第1番のあいだに、プロコピオの独奏で「イタリア協奏曲」が挿入されています。これもきいてもよかったのですが、またの機会にでも楽しむことにします。

CD : PARATY 307.112(PARATY)

PARATY 307.112

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今日からきくのは、ヴィオラ・ダ・ガンバのエマニュエル・ギーグと、チェンバロのブルーノ・プロコピオ(サイトは投稿時は準備中)による、ガンバ・ソナタ。2007年に録音されたアルバムには、ガンバ・ソナタが、第2番、第1番、第3番という順で収録されており、ほかにも「イタリア協奏曲」などが収められています。チェンバロのプロコピオは、ブラジルの奏者で、1976年生まれ。クリストフ・ルセやピエール・アンタイに学んだようです。ガンバのギーグは、フランスのリヨン生まれ。ジョルディ・サヴァールやパオロ・パンドルフォに学んだようで、生年は不明ですが、おそらく、プロコピオと同世代と思われます。きいていくのは収録順で、今日はソナタの第2番を楽しみます。

CD : PARATY 307.112(PARATY)

PARATY 307.112

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リナルド・アレッサンドリーニが2015年に録音した「Bach Praeludien & Fugen」。このアルバムの掉尾を飾るのは、これからきくロ短調のフーガです。このBWV951は、トマーゾ・アルビノーニの主題にもとづくフーガ。ロ短調という調性からも、長大さ(アレッサンドリーニの演奏では8分57秒)からも、収録された15組のプレリュードとフーガの終曲にふさわしいといえます。思えば、15という数字もインヴェンションやシンフォニアの曲数と同じ。バラバラのプレリュードやフーガを、ただ番号のまとまりで配列するのにくらべ、じつにきかせる演出だといえると思います。

CD : OP 30564(naïve)

OP 30564

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