毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきくのは、エリザベス・ウォルフィッシュのヴァイオリンとポール・ニコルソンのチェンバロによる、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタの第3番(BWV1016)です。ウォルフィッシュは、オーストラリア生まれのイギリスの奏者で、1952年生まれ(1948年という資料も)。さまざまなオーケストラでリーダーを務めた名花で、バッハの録音としてはほかに、無伴奏や協奏曲があります。ニコルソンはイギリスのリヴァプール生まれの鍵盤楽器奏者で、ジョン・エリオット・ガーディナーのカンタータ録音にも参加しており、パーセル・カルテットとチェンバロ協奏曲の録音もおこなっています。ここできく二人のアルバムの録音は1996年ですから、奏者として熟達したころの録音といえるでしょう。

CD : CDD22025(hyperion)

CDD22025

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早朝にきくバッハは、昨日からききはじめたエリザベス・ウォルフィッシュとポール・ニコルソンによるヴァイオリン・ソナタです。1996年に録音されたアルバム「Sonatas for Violin and Harpsichord」の収録曲中から、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタのみを番号順にきいていく予定で、今日はイ長調の第2番(BWV1015)。朝に楽しむにはちょうどよい、明るいソナタです。

CD : CDD22025(hyperion)

CDD22025

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今週後半から来週前半にかけてきいていくのは、エリザベス・ウォルフィッシュとポール・ニコルソンによる「Sonatas for Violin and Harpsichord」です。アルバムには、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタが6曲、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタが3曲、ヴァイオリンと通奏低音のためのフーガが1曲収録されており、とりあえず、オブリガート・チェンバロとの6曲を番号順に楽しみます。ということで、これからきくのはソナタの第1番(BWV1014)。録音は1996年です。

CD : CDD22025(hyperion)

CDD22025

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これからきくのは、塩川悠子のヴァイオリン、アンドラーシュ・シフのピアノによるヴァイオリンと鍵盤楽器のためのソナタ、ホ長調の第3番です(ECM Records ECM 2510)。シフはこのブログでも何度かきいていますが、夫人の塩川はこれがはじめてかと。塩川は1946年生まれのヴァイオリン奏者。夫とともに録音したアルバムには、バッハのほか、フェルッチョ・ブゾーニ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタが収録されており、2016年の録音です。二人の演奏は、角のとれた、じつにまろやかなもので、よい意味での熟成感に満ちています。

ECM 2510

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先週末から楽しんでいる、ドミトリー・シンコフスキーとラ・ヴォーチェ・ストルメンターによる「BACH IN BLACK」。アルバムには3曲のヴァイオリン協奏曲が収録されており、昨日までにきいた2曲はチェンバロ協奏曲からの復元で、のこる1曲、つまり、今日きくイ短調の協奏曲(BWV1041)のみがオリジナルです。アルバムの主役のシンコフスキーは独奏ヴァイオリンはもちろんですが、アリアも独唱しており、そちらも中々きかせます。ただし歌の方は、美声ながらも、表現ということになるとやや単調といえるかもしれません。

CD : OP 30567(naïve)

OP 30567

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今日これからきくのは昨日に続き、ドミトリー・シンコフスキーとラ・ヴォーチェ・ストルメンターレによる復元ヴァイオリン協奏曲です。今日のヴァイオリン協奏曲もチェンバロ協奏曲からの再構成。原曲となる第5番(BWV1056)は、オーボエ協奏曲として再構成されることもあります。なお、じっさいのアルバムにはこの前に、「マタイ受難曲」の有名なアルトのアリア「憐れみたまえ」が挿入されており、シンコフスキーが生身の楽器を披露しています。

CD : OP 30567(naïve)

OP 30567

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待降節第2日曜日にきくのは、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(BWV599)です。いつもの日曜日だとカンタータですごすのですが、待降節第2日曜日のためのカンタータは伝承されていないため、時節にちなんだオルガン・コラールで代替します。オルガン演奏はハンス・ファーイウス。録音は1986年で、オルガンはオロフ・シュヴァン(1787年)によるマリエフレッド教会(スエーデン)のそれです。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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週末から来週にかけて楽しむのは、ドミトリー・シンコフスキーの「BACH IN BLACK」です。アルバムは2016年、モスクワでの録音。アルバム副題は「violin concertos in minor keys & selected works for alto voice」(短調のヴァイオリン協奏曲とアルトのための[アリア]選集)で、この選曲からすれば、アルバム表題「BACH IN BLACK」は「黒衣のバッハ」というところでしょうか。ジャケット写真からは「暗黒面のバッハ」が想像されますが。

シンコフスキーは、11月下旬にきいていたドロテー・オーベルリンガーのアルバム「Small Gifts」にも参加してましたが、ここではラ・ヴォーチェ・ストルメンターレを率い、主役としての録音です。シンコフスキーは、1980年、モスクワ生まれのヴァイオリン奏者、歌手(カウンターテナー)。アグレッシブで即興性に富んでおり、数々のピリオド楽器アンサンブルとも共演し、また独奏者としても活動しています。

このアルバムには、シンコフスキー自身の独奏による3曲の短調のヴァイオリン協奏曲、そして自身の歌唱による3曲の短調のアリアが収録されています。ただし、ここできくのは、BWV1041(イ短調)、ともにチェンバロ協奏曲を原曲とする、いわゆる復元協奏曲のBWV1052(ニ短調)、BWV1056(ト短調)のヴァイオリン協奏曲のみ。今日まずきくのは収録順どおり、BWV1052を再構成したヴァイオリン協奏曲です。

CD : OP 30567(naïve)

OP 30567

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アレクサンドル・セバスチャンのアコーディオンできいているバッハ。これからきくのは、アルバム「Johann Sebastian Bach Famous Works」(ANALEKTA AN 2 9136)の掉尾を飾る「パッサカリアとフーガ ハ短調」(BWV582)です。オルガン曲をアコーディオンできくと、音の圧力や響きという面で、違和感をおぼえることもあるのですが、セバスチャンの編曲・演奏ではそれはほとんどありません。このパッサカリアでも堂々とした演奏をきかせてくれます。

AN 2 9136

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ロシアのアコーディオン奏者アレクサンドル・セバスチャンによるバッハ。これからきくのは、有名中の有名曲、ニ短調のトッカータとフーガ(BWV565)です。音源のアルバムは「Johann Sebastian Bach Famous Works」(ANALEKTA AN 2 9136)で、2017年の録音。なお、セバスチャンが弾いているのは、ジュピターのバヤン・アコーディオン(ボタン・クロマティック・アコーディオン)です。

AN 2 9136

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昨日からききはじめた、ロシアのアコーディオン奏者アレクサンドル・セバスチャンの「Johann Sebastian Bach Famous Works」(ANALEKTA AN 2 9136)。アルバムには表題どおりバッハの有名曲が収録されており、それらを収録順にきいています(ただし作品の一部の収録曲は除外)。今日きくのは、オルガン・コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」のアコーディオン編曲。深みのある青天を仰ぎながら楽しみたいと思います。

AN 2 9136

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今日からきいていくのは、アレクサンドル・セバスチャンによる「Johann Sebastian Bach Famous Works」(ANALEKTA AN 2 9136)です。セバスチャンは、1976年、ベラルーシ生まれのアコーディオン奏者。2017年録音のアルバムには、バッハの7作品のアコーディオン編曲が収録されており、ここでは作品の一部のみの3曲をのぞき、4曲を収録順にきいていくことにします。まずきくのは、オルガン用のプレリュードとフーガ(BWV543)です。

AN 2 9136

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先週後半からきいてきた、リナルド・アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノによる「variations on variations」。このアルバムには、バッハの鍵盤楽器のための変奏曲の、弦楽と通奏低音用編曲が収録されており、今夜これからきくのは「ゴルトベルク変奏曲」(BWV988)の編曲版です。編成はこの「ゴルトベルク」のみヴァイオリンが2挺となり、ほかはヴィオラ、チェロ、チェンバロです。今朝すでに前半を楽しんでいるので、今夜は後半の序曲(第16変奏)から楽しみます。アレッサンドリーニの編曲は、弦とチェンバロのみながら多彩で、異質感もほとんどありません。なお、録音は2017年です。

CD : OP 30575(naïve)

OP 30575

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待降節第1日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「喜び勇みて羽ばたき昇れ」です。このBWV36は1731年12月2日の初演、第1部4曲、第2部4曲の全8曲からなるカンタータです。第1曲の合唱曲からして晴れやかな気分の横溢したカンタータで、ガーディナー指揮のモンテヴェルディ合唱団が伸びやかな歌声をきかせてくれます。

CD : SDG 162(SDG)

SDG 162

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これからきくのは、リナルド・アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノによるカンツォーナ。原曲はオルガンのためのカンツォーナ(BWV588)で、このカンツォーナ自体、主題をジローラモ・フレスコバルディのカンツォーナから借用しています。アルバム「variations on variations」に収録されており、編曲はアレッサンドリーニで、2017年の録音です。

CD : OP 30575(naïve)

OP 30575

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