毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週きいていくのは、コンラート・ヒュンテラーと18世紀カメラータによる「ブランデンブルク協奏曲集」です。18世紀カメラータは、ヒュンテラーをふくめ、18世紀オーケストラのメンバーで構成されたアンサンブル。結成は1991年ということなので、このアルバム(1996/97年録音)は結成5年ほどでの録音ということになります。収録順は番号どおりで、2枚のCDに3曲ずつ。今日から番号順にきいていくので、こらからきくのは第1番(BWV1046)。コルノ・ダ・カッチャ(狩猟ホルン)はヴィルヘルム・ブルンス、オリヴァー・ケルスケン、オーボエはク・エビンゲ、アネッテ・パペ、ザスキア・フィケンチャー、ファゴットはダニー・ボンド、ヴィオリーノ・ピッコロはライナー・クスマウルという布陣に、リピエーノと通奏低音が10人という編成です。山縣さゆりがヴィオラで参加しています。

CD : MDG 311 0746-2(MDG)

MDG 311 0746-2

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三位一体節後第7日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による「魂よ、つまずくなかれ」です。このBWV186は1723年7月11日に初演された、2部からなる全11曲(第1部が6曲、第2部は5曲)のカンタータ。BCJの録音は1999年で、オーケストラが11人、合唱は16人(パート4人)という編成です。なお、独唱は、ミア・パーション、ロビン・ブレイズ、櫻田亮、ペーター・コーイの4人で、合唱は歌いません。

CD : BIS-CD-951(BIS Records)

BIS-CD-951

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今週きいてきたのは、ボブ・ファン・アスペレンが1999年に録音した「イギリス組曲集」。マイケル・ジョンソンが1979年に製作したチェンバロを弾いての録音で、アスペレンの堅実な演奏が楽しめます。アスペレンは、グスタフ・レオンハルトの高弟のひとりで、1947年生まれ。演奏活動も盛んで録音も多いのですが、突出した個性は感じられないためか、ややひかえめな存在です。とはいえ、いまの時流の中で、弟子のピーテル・ヤン・ベルダーともどもその堅実さは貴重で、これからきくニ短調の第6番(BWV811)もとても楽しめます。

CD : 92285(BRILLIANT CLASSICS)

92285

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早朝からうるさく鳴いていたセミもいまはひと休み。この静寂の機会をとらえてきくのは、ボブ・ファン・アスペレンによる「イギリス組曲集」。月曜日から番号順(収録順)にきいているので、これからきくのはホ短調の第5番(BWV810)です。使用楽器はこれまでと同じく、マイケル・ジョンソンによる1979年製のチェンバロ(ジャッキ・ギョルマンの1764年製チェンバロをパスカル・タスカンが1783/4年に拡張)。録音は1999年です。

CD : 92285(BRILLIANT CLASSICS)

92285

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今週きいているのは、ボブ・ファン・アスペレンが1999年に録音した「イギリス組曲集」。2枚組のアルバムには、6曲の組曲が番号順に収録されていて、その順番で毎日きいています。今日からは2枚目に入り、きくのはヘ長調の第4番です。アスペレンの弾くのは、マイケル・ジョンソンによるチェンバロ(1979年)で、これはジャッキ・ギョルマン製作(1764年)、パスカル・タスカンの拡張(1783/4年)にもとづくものです。

CD : 92285(BRILLIANT CLASSICS)

92285

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一昨からきいているボブ・ファン・アスペレンによる「イギリス組曲集」(1999年)。これを収録順=番号順にきいているので、今日これからきくのはト短調の第3番(BWV808)です。使用楽器は、ジャッキ・ギョルマン(1764年)のチェンバロをパスカル・タスカンが拡張(1783/4年)したものにもとづく、マイケル・ジョンソンによるチェンバロ(1979年)です。

CD : 92285(BRILLIANT CLASSICS)

92285

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今朝は今年はじめてセミの鳴き声をききました。なにがあっても季節はめぐり、今年もまた暑い夏を耳からも感じることになりそうです。さて、今日これからきくのは、ボブ・ファン・アスペレンによる「イギリス組曲集」(1999年)から、イ短調の第2番(BWV807)。アスペレンの楽器は、マイケル・ジョンソンの1979年製のチェンバロ(ジャッキ・ギョルマンの1764年製をパスカル・タスカンが1783/4年に拡張したチェンバロにもとづく)です。

CD : 92285(BRILLIANT CLASSICS)

92285

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今週きいていきくのは、ボブ・ファン・アスペレンによる「イギリス組曲集」です。2枚組のアルバムには6曲の組曲が3曲づつ番号順に収録されており、録音は1999年。使用楽器は、マイケル・ジョンソンの1979年製のチェンバロで、これはジャッキ・ギョルマンの1764年製をパスカル・タスカンが1783/4年に拡張したものをモデル(おそらくラッセル・コレクションのオリジナル)としています。今日から番号順にきいていく予定で、これからきくのはイ長調の第1番(BWV806)です。

CD : 92285(BRILLIANT CLASSICS)

92285

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三位一体節後第6日曜日にきくのは、ベルナルダ・フィンクたちによる「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」です。このBWV170は、1726年7月28日に初演されたアルトのための独唱カンタータ。全5曲すべてがレチタティーヴォとアリアで構成されており、コラールなどの合唱曲はふくまれていません。フィンクと共演しているのは、ぺトラ・ミュレヤンス(ヴァイオリンと指揮)とフライブルク・バロック・オーケストラ。録音は2008年です。

CD : HMC 902016(harmonia mundi)

HMC 902016

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一昨日からきいているピート・ケーの「Piet Kee plays Bach Vol.1 On the Müller organ of St Bavo, Haarlem」。収録曲の中から自由曲3曲のみを順番にきいており、今日きくのはロ短調のプレリュードとフーガ(BWV544)です。録音は1988年と、もう30年も経過していますが、ハールレム聖バフォ教会のクリスティアン・ミュラー・オルガンの響きは、まだまだじゅうぶん楽しめます。

CD : CHAN 0506(Chandos Records)

CHAN 0506

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今日これからきくのは、昨日からききはじめたピート・ケーの「Piet Kee plays Bach Vol.1 On the Müller organ of St Bavo, Haarlem」から、ハ長調のプレリュードとフーガ(BWV531)です。ケーは1927年生まれのオランダのオルガン奏者で、今年、つまり2018年の5月25日に亡くなっています。鈴木雅明のオルガンの師でもあり、なにより即興演奏の大家としてよく知られた奏者です。ケーは教会オルガニストの伝統に根ざしたうえで、演奏や作曲活動をおこなった奏者で、この録音でもけっして奇をてらうことのない堅実な演奏をきくことができます。アルバムは1988年に録音されており、そのオルガン奏者でもあったハールレム聖バフォ教会のクリスティアン・ミュラー・オルガンが使用されています。

CD : CHAN 0506(Chandos Records)

CHAN 0506

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今週後半にきくのは、オランダのオルガン奏者ピート・ケーの「Piet Kee plays Bach Vol.1 On the Müller organ of St Bavo, Haarlem」(1988年録音)。このアルバムの収録曲は自由曲3曲とオルガン・コラール10曲ですが、今週きくのは自由曲の3曲のみとし、今日は収録順どおりに、まずト短調のファンタジーとフーガ(BWV542)をきくことにします。使用楽器は、アルバム題にあるとおり、ケーがオルガン奏者を務めていたハールレム聖バフォ教会のクリスティアン・ミュラー・オルガンです。

CD : CHAN 0506(Chandos Records)

CHAN 0506

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一昨日からきいている、ピーテル・ヤン・ベルダーによる2枚組のバッハ・アルバム(1999年録音)。今日きくのは半音階的幻想曲とフーガ(BWV903)で、使用楽器はコルネリス・ボム製作(リュッカース・モデル)のチェンバロです。ベルダーは、1966年生まれの鍵盤楽器奏者、指揮者。鍵盤楽器の独奏者として録音もありますが、山縣さゆり(ヴァイオリン)が参加するムジカ・アンフィオンの指揮者(チェンバロを弾きながら)としても録音も多数のこしています。なかでも、ジェズアルド・コンソート・アムステルダムと共演した、「Bach Contextueel (Bach Contextual)」と題された礼拝の文脈によるカンタータ録音は、とても注目される企画。公式サイトなどでその映像をみることができます。

CD : 92284(BRILLIANT CLASSICS)

92284

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今日これからきくのは、ピーテル・ヤン・ベルダーのチェンバロで、「フランス様式による序曲(フランス風序曲)」です。このBWV831は、昨日きいた「イタリア趣味による協奏曲(イタリア協奏曲」と同じく、「クラヴィーア練習曲集 第2巻」(1735年)に所収された作品。組曲は堂々たる序曲にはじまり、これに舞曲のクーラント、ガヴォット、パスピエ、サラバンド、ブーレ、ジーグが続き、エコーという一風かわった音楽でおわります。ベルダーの弾くのは、コルネリス・ボム製作(リュッカース・モデル)のチェンバロ。録音は1999年です。

CD : 92284(BRILLIANT CLASSICS)

92284

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今日から明後日までいていくのは、ピーテル・ヤン・ベルダーの2枚組のバッハ・アルバム(1999年録音)。収録曲は、1枚目にイタリア協奏曲、フランス様式による序曲、半音階的幻想曲とフーガ、2枚目にゴルトベルク変奏曲で、今日から2枚目のゴルトベルク変奏曲をのぞき、収録順に楽しみます。これからきくのはイタリア協奏曲(BWV971)。使用楽器は、コルネリス・ボム製作のリュッカース・モデルのチェンバロです。

CD : 92284(BRILLIANT CLASSICS)

92284

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