↑初場所4日目から観察しているヒカンザクラ。
島の冬は、曇りが多く、今日も雨。わずかにサンシャイン。
左のつぼみは、きのうまで上向きでしたが・・・、性質にしたがって下を向き始めました。逆転か。
白馬(はくば)は、3勝7敗から、5連勝して勝ち越しです。
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「大相撲初場所千秋楽、里山、負け越し、旭南海9敗」より続く
●里山(7-8) 寄り切り 白馬
●旭南海(6-9)寄り切り 若ノ鵬
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立ち合い、白馬は、仕切り線の上に両手をついているのに対し
里山は、仕切り線から、下がっている。30センチくらい。
きのうとおなじです。
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白馬(はくば) 東十両11枚目 陸奥部屋(みちのくべや)
昭和58年5月
モンゴル・ウランバートル
186.0cm 119.0kg
得意技 : 左四つ・寄りーーーーーーーーーーーーー
里山(さとやま)東十両3枚目 尾上部屋(おのえべや)
昭和56年5月
鹿児島県奄美市笠利町(かさりちょう)
176.0cm 117.0kg
得意技 : 左四つ・下手投げーーーーーーーーーーー
まあ、VTRで立ち合いを見ますと、新十両の白馬は、両腕を下げ、受けているだけに、見える。
里山には、この立ち合いの瞬間に勝機があったように思うですが、
差し出争いの間、左に180度回りこみながら、直ぐに左下手をとります。
里山得意の形です。
が、それと同時に白馬に右上手をあたえてしまいました。
今場所は、ここからの攻めに流れがありません。
腰をねじるような動作。
形にこだわる間に、先に相手に仕掛けられる場面が多い。
今日もここから、白馬に外掛けをしかけられます。
この外掛けは、なんでもないように見えたが、里山、土俵際へ一歩後退。
白馬は、このリズムを生かし、里山が、もう一度、腰をひねったところ、右の上手を引きつけ、胸を合わせ、腰を落として、あぶなげなく、とん、とん、ととん、と白房へよりっきった。里山の両腕は、完全に封じられているなあ。
右、白馬。↑両者仕切りの位置、↓勝負の決まった位置、その時の行司、木村庄太郎の位置(装束は白)、軍配の方向など、お楽しみいただければ、・・・ と・・・苦心してみました。
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里山 (東3)初場所の結果 7勝8敗
1● 霜鳥 押し出し
2○ 寶智山 送り出し
3○ 北勝力 寄り切り
4○ 栃煌山 引き落とし
5● 隆乃若 寄り切り
6● 北桜 押し出し
7○ 玉力道 送り出し
8● 琉鵬 押し出し
9○ 皇司 掬い投げ
10● 龍皇 引き落とし
11● 片山 送り倒し
12● 豪栄道 外掛け
13○ 皇牙 押し出し
14○ 旭南海 肩透かし
15● 白馬 寄り切り
旭南海 (西8)初場所の結果 6勝9敗
1● 栃栄 押し出し
2○ 将司 寄り切り
3● 隆乃若 突き出し
4● 駿傑 叩きこみ
5○ 皇牙 押し出し
6● 光法 寄り切り
7○ 琉鵬 寄り切り
8○ 光龍 肩透かし
9● 武州山 押し出し
10○ 豊響 引き落とし
11● 玉力道 寄り切り
12○ 片山 引き落とし
13● 龍皇 押し出し
14● 里山 肩透かし
15● 若ノ鵬 寄り切り