○里山(1-3) 肩透かし ●将司 (まさつかさ)青森県西津軽郡深浦町
旭南海 やすみ
初場所は4日目をむかえました。
国技館上空は、おだやかに、晴れわたりました。
3時現在の気温9.1度、初日以来もっともあたたかい陽気となりました。
力士のぼりをゆらす風もおだやか北北東の風2m/s
凛とした冬の空気は残りますが、隅田川の川面は、ふりそそぐサンシャインに、美しく輝いています。
国技館正面、鉄製のやぐら太鼓のとなりの桜の花芽は、まだ、冬眠中です。(このホーソーは、ヒカン桜満開になりつつある奄美大島からお送りしています)
土俵上、時間です。
里山、きわどい、空中戦を制す
ここまで三連勝中の 将司、するどい当たり。
画面右、里山、やや押し込まれる。
画面手前、右から左へ土俵際回りこみながら、勝機をうかがう里山。
西から東、赤房下あたりのところで、捨て身の肩透かしに出た里山。
両者、体が離れ、宙に舞う。
将司は、向正面土俵下へとびこむ。
このとき、里山は将司の肩を押さえ、左から右へ飛んだ。
どちらが先に土俵のおちたか?
空中の将司の肩がバネになり、里山は、体を一回させる余裕があった分、将司よりわずかにおそく着地した。ここが今日のポイントです、うーむ。
きわどい勝負、行司: 式守慎之助、こしをおとし、よく見て、迷うことなく、落ち着いて軍配を西、里山にあげた。
土俵下から戻り、勝負審判をみわたす将司
「物言いはありません」
里山2008年の初白星。
是非、ビデオでごらんいただきたい。
ソクホー 16:58