日本では三浦半島・房総半島南部以南で自生している。
すごいいいにおいと思ったらカメラを取り出し
ふたたびバッ近づいてバシリッと撮りたい。
学名: Crinum asiaticum)はヒガンバナ科の多年草
ユリ科でもあったらしく英名はcrinum lily(クリナムリリー) spider lily
でも検索できる。
和名 ハマユウ(浜木綿)
別名 ハマオモト-葉がオモト(万年青)に似る
木綿(ゆふ)はコウゾなどの樹皮を細く裂いて作った布で、古代から神事などに用いられ てきた
宮崎県の県花
花言葉は「どこか遠くに」。
万葉集 柿本人麻呂google(かきのもとのひとまろ)の歌にある
660年頃~720年頃)の飛鳥時代の歌人。三十六歌仙googleの一人。
み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢(あ)はぬかも
意味: 熊野(くまの)の浦の浜木綿(はまゆう)が幾重にも重なり合っているように、心では思っているけれど、じかには逢(あ)えないですよねぇ。
浜木綿(はまゆう)の偽茎は、薄い皮のようなものが何重にも重なっていて、この様子から「百重(ももへ)なす」と詠まれたと考えられています。
たのしい万葉集より
偽茎(ぎけい)
地下茎から伸びた葉鞘(ようしょう)が地上で何重にもなっていて茎にみえるもの(芭蕉やさねん花など)