奄美 海風blog

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ハマユウの花 満開 奄美市名瀬朝仁海岸

2008年07月12日 | 植物

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ハマユウ - google

日本では三浦半島・房総半島南部以南で自生している。

すごいいいにおいと思ったらカメラを取り出し
ふたたびバッ近づいてバシリッと撮りたい。

学名: Crinum asiaticum)はヒガンバナ科の多年草

ユリ科でもあったらしく英名はcrinum lily(クリナムリリー)  spider lily
でも検索できる。

和名 ハマユウ(浜木綿)

別名   ハマオモト-葉がオモト(万年青)に似る

   木綿(ゆふ)はコウゾなどの樹皮を細く裂いて作った布で、古代から神事などに用いられ てきた

宮崎県の県花

花言葉は「どこか遠くに」。

万葉集  柿本人麻呂google(かきのもとのひとまろ)の歌にある

660年頃~720年頃)の飛鳥時代の歌人。三十六歌仙googleの一人。

み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢(あ)はぬかも

意味: 熊野(くまの)の浦の浜木綿(はまゆう)が幾重にも重なり合っているように、心では思っているけれど、じかには逢(あ)えないですよねぇ。

浜木綿(はまゆう)の偽茎は、薄い皮のようなものが何重にも重なっていて、この様子から「百重(ももへ)なす」と詠まれたと考えられています。

たのしい万葉集より

偽茎(ぎけい)
地下茎から伸びた葉鞘(ようしょう)が地上で何重にもなっていて茎にみえるもの(芭蕉やさねん花など)

↓ 奄美市名瀬朝仁(あさに)海岸 地図

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クサトベラ

2008年07月12日 | 植物

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↑クサトベラ google    熱帯から亜熱帯に分布

奄美 沖縄 小笠原の海岸など。 草ではなく木。

材は塩水によく耐え、ボートの部品に使われるという。
たねはコルク質で海水に浮き海流にのって運ばれ屋久島、種子島あたりまで分布しているという。

海岸ではアダンより前線に生えていて明るいみどりの葉はツヤがあり、ふくよかな印象をあたえる。

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半円形に5枚の花びら。手をひろげた形で花びらのまわりには、フリルがついている。はじめ白で黄色になっておちる。

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(思えば遠くへ来たもんだ)と思ったとき、カシャっと撮りたい。

旅に出る前にその植物のことを調べておくとより充実した写真が撮れる、ことだろう。