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名古屋場所12日目 里山5連勝 旭南海4敗

2008年07月24日 | 大相撲

大相撲7月場所12日目

東幕13 琴禮 4勝2敗 ● 下手捻り ○5勝1敗  里山 東幕14
西十9 旭南海8勝4敗 ● 突き落とし○春日王6勝6敗  西十2

里山、相手を見ながらの立合い。

相手を見ながらの立合いはめずらしい。最近の里山余裕か?

低い当たりですぐに左下手をとる。

琴禮(ことゆたか)も右上手。肩越しです。

ここからの里山の動きはゼヒ
VTRでスローでごらんいただきたい。

腰を落としてさらに頭を下げる。

下から、上下とそして左右に揺さぶる

両腕で前まわしを引きつけながら相手の上体を起こす。

ここからは別の角度からのVTRが里山ならではのみごとな技を写しだした。

左の下手を深い位置に持ち替え、
相手の胸に頭をつけ、上下左右にスイングしながら、里山は頭を上げる。

相手の動きに合わせて、右の下手でタイミングのよい力づよいひねりが、みごとに決まり琴禮の体は宙で反転した。
あとは肩の荷をおろすように巨体を土俵上にころげ落とした。

肩越しの上手を取った琴禮だったが里山の動きにほんろうされつづけただけだった。
うーむ、里山の上下左右への揺さぶりと、
止まらない足の運びがこの相撲の見どころポイントです。

これは新新のイナバウアーかも知れない

080724satoyama