平成7年3月20日初版発行
角川書店
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目次
老眼鏡
男の家出
再婚 (表題作)
三年前に妻と死別した常見はもうすぐ60歳になろうとしている。
友人の妻のすすめで、52歳の女性と見合いをするが、(中略)・・・。こんどは昔、職場であこがれていた裕子が現在は離婚していることがわかった。・・・ふたりは20年ぶりに待ち合わせて会うことになる。・・・果たして結末は・・・。そのほか、男の働く社会の現実とからめた複雑な男心を描く8つの短編。
貸金庫
湖のみえる風景
青い絵
月夜の炎
夜の饗宴
同じ作家の本や同じような傾向の本ばかりでなく、今年も乱読しようと思います。しかしそれでも興味はかたよりがちです。それを防ぐには、他人のお薦めに従うこともひとつの方法。そこで図書館の今月のお薦めとかいうコーナーでかき集めるようにして借りてきた一冊。