昨日は家から一歩も外に出なかった。出られなかったといったほうがいい。
台風23号が、四国に、そして大阪泉佐野にと進むにつれ強くなる風に怯えた。心配した友人が何度もメールで励ましてくれる。力付けられながら風の治まりを待った。
この異常なほどの台風に対する怯えは、前にも書いた伊勢湾台風にある。
あの妊娠9ヶ月の時の階段1段1段上がってくる水の恐怖が、45年経った今も心底からの台風に対する怯えとなって私を縛る。
今日一日ニュースを見ては、何度か涙が頬を伝う。
「どんなに怖ろしかっただろう」「心細かっただろう」「苦しかっただろう」
同情でなく自分をそこに置いた様な苦しさに包まれる。
長い年月の間に、表面は忘れているまたは、閉じ込めえいる怖ろしい体験が、再び関連した現実にぶつかった時、私の場合異常な台風恐怖心となってくる。
今怖ろしい目に遭遇した人たちが、その中のたった一つでも自分の燈となるものを見出して欲しいと願わずにいられない。
写真は吉野川大川橋・この川が氾濫し両側の町の大半が水没したのが、伊勢湾台風のときだった。今は護岸工事も完了し町は洪水から守られている。
台風23号が、四国に、そして大阪泉佐野にと進むにつれ強くなる風に怯えた。心配した友人が何度もメールで励ましてくれる。力付けられながら風の治まりを待った。
この異常なほどの台風に対する怯えは、前にも書いた伊勢湾台風にある。
あの妊娠9ヶ月の時の階段1段1段上がってくる水の恐怖が、45年経った今も心底からの台風に対する怯えとなって私を縛る。
今日一日ニュースを見ては、何度か涙が頬を伝う。
「どんなに怖ろしかっただろう」「心細かっただろう」「苦しかっただろう」
同情でなく自分をそこに置いた様な苦しさに包まれる。
長い年月の間に、表面は忘れているまたは、閉じ込めえいる怖ろしい体験が、再び関連した現実にぶつかった時、私の場合異常な台風恐怖心となってくる。
今怖ろしい目に遭遇した人たちが、その中のたった一つでも自分の燈となるものを見出して欲しいと願わずにいられない。
写真は吉野川大川橋・この川が氾濫し両側の町の大半が水没したのが、伊勢湾台風のときだった。今は護岸工事も完了し町は洪水から守られている。