真っ赤に燃えるような秋の談山神社が瞼の裏に焼きついています。
その赤を生み出す元になる、青葉かえでの頃の神社を訪れたいと思っていました。
明日香稲淵の棚田を歩いてから、車で細川の棚田を見てそのまま桜井市の談山神社まで一走りしました。
新しい道が開通してから、明日香から多武峰まではすぐ来れるようになったのが、「青葉かえで」に染まるようなひと時を持つことができました。
大化の改新発祥の地と伝承されている多武峰、本殿裏山で、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、密かに蘇我入鹿を討つための談合を、行った山として伝えられています。
今回は一人だったので、山には登らなかったのですが、一度尾上ツヤ子先生の、覚えにくいはずお歴史を実に楽しく、臨場感を持ってのお話を聞きながら、市の有志のグループで、頂上まで登ったことがあります。
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このようなパワースポットについては今回気がつきました。
紅葉の頃は、その華やかさに目を奪われて、見逃していた場所だったようです。
自然信仰の、古代の思想が今に伝えられている、まさにパワースポットなのでしょうね。