「あしびの会」の準備会に会場となる、橿原市のホテルで、当番幹事会を開くとの連絡を貰って集まった。
60歳を過ぎてから始まった大学の同級会は、今年の当番は南部地区から通学していた人のグループで持つことになっていたが、早いものでもう順番が回ってきたのかと、Kちゃんを誘って出かけた。
昨年奈良での「あしびの会」の後今度は南部なので、宜しくと引継ぎをしたときに、快く返事をして、その日のうちにこの橿原観光ホテルに予約を入れてくれた、段取りの良いK君が体調不良で、当日も多分行けないような状態だと、聞いて驚いた。
70歳台も後わずかの今、昨年の健康が今年に続いていることに保証はない。もし、自分は元気であっても、身内に何かが起こっていたら、参加できなくなってしまう。そのような年齢になっているのだとつくづく思う。
だからこそ、みんなと出会えるときには、なるべく出たいとKちゃんと話した。
当日までの役割や当日の係りの詳細を決めると、案内状の発送などの事務的なものは、ホテルでしてくれるので、以前の当番幹事と違ってかなり楽である。
返信の締め切りの後、もう一度ホテルに集まることになっている。どれくらいの人が集まってくれるだろうか。
出席できることが幸せの証のような、じいちゃん・ばあちゃんだが、名簿で確かめながら頭に浮かぶ顔は、希望に満ちていた若々しい顔ばかりなのがいつになっても変わらない。